『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、なんともいえないコンテンツの中で名前を見つけてしまったので紹介したい。
Google 以外の検索サイトでエゴサーチしていて見つけたウェブページだが、見れば分かるようにここでは『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』の名前が出てくるだけで、別に書評をいただいたわけではない。それならなんでとりあげるのか。それは、このウェブページの出自が独特だからだ。
このページ、エントリのタイトルに「2018年4月15日」とあるのに、実際にウェブに公開されたのは2020年11月20日で、2年半以上の差異がある。それは以下の事情による。
このサイトはとある詐欺事件がきっかけでPFIの刑務所である播磨社会復帰促進センターに2018年1月から2020年8月まで服役していた男が、獄中で毎日欠かさず書いていた日記をブログ形式で公開するサイトです。
プロフィール │ Prisoner's Chronicle
つまり、「2018年4月15日」の記述は、このブログ主が服役していたときのものなのである。これにはかなり驚いた。
このブログ「刑務所で過ごした1000日の記録│Prisoner's Chronicle」の更新はまだ継続されているのだろうか。『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』がこの方の更生に何かしらお役に立てるかは分からないが、その一助になればと著者として望みます。
さて、それはそうと、旧版を購入済だが最新版を入手されていない方は、今からでも更新されることをお勧めします。
1.1.3が出ていたので読まなきゃ。 // もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来 - 達人出版会 https://t.co/FQVuQAUcRT
— Kosuke Nagano (@gm_kou) January 12, 2021