Pluralistic 経由でヘンリー・ファレルのニュースレターを読んで『Breakneck』を知り、ブログのエントリになるかなと思っていたら、これが各所で話題になっているのを知り、これは連載原稿で取り上げようと方針変更し、結果『Breakneck』に加えて『Abundance』と『Apple in China』という、今年出たベストセラー3冊に言及できた。
彼が本を出すのは『世界はひとつの教室』以来10年以上ぶりなのだから、よほど AI に触発されるものがあったのだろう。
邦訳にも入っている "Brave New Words" が原題なのだが、これはもちろんオルダス・ハクスレー『すばらしい新世界(Brave New World)』のもじりで、ディストピア小説のタイトルを使うのはどうだろうとも思ってしまうが、Verge のインタビューでも "brave" という単語をカーンは何度も使っており、飽くまで前向きな意味合いなのである。