Amazon980
本作リリース当時(1989年)、レコード屋でアナログ盤のジャケットを前にし、その美しさに深いため息をついたのを今でも生々しく覚えている。ため息をもらすほど美しいアルバムジャケットというと、個人的には(位相は違うが)Roxy Music の『Avalon』と双璧…
洋楽輸入盤禁止につながる可能性のある著作権改正に対する憤りと、それに異を唱えたアマゾンへの賛同の意味をこめ、980円で売っている洋楽の輸入盤を紹介する文章を書こうと突発的に始めたのが「Amazon980円劇場」シリーズである。980円で売っているアルバム…
二年前の夏、海外留学のために一時的に帰省していた高校の同級生に会いに行った。この機会を逃せば、もう二度と会えない予感がしたからだ。彼女に促されて入ったのは、生のピアノ演奏のあるコーヒーショップだった。二人の会話は、ほとんど僕が聞き役だった…
さて、「Amazon980円劇場」も第三回目。Zapp ファミリーの歌姫、と書いたところで今では Zapp を知る人自体少ないのだろうか。思えばロジャーが死んで5年が経つんやね。本作はそのロジャー・トラウトマンを始めとする Zapp ファミリーが全面的に参加している…
2004年上半期最後の更新は、「世界文学全集」(これもまた気が向いたら再開します)に続くはてな限定思いつき企画、「Amazon980円劇場」の第二回目である。えっ、第一回目はいつやったのかって? 以前書いたデ・ラ・ソウルの文章がそれ(強引)。洋楽輸入盤…
ワタシは元々美しいメロディに心惹かれる標準的なロック・ポップスファンであり、兄が大学に入ってから(つまりワタシの中学・高校時代)部屋で鳴らすようになったラップ(当時はヒップホップ、というよりラップという呼称のほうが一般的だったと思う)は、…