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『スウィングガールズ』のDVDが三種類のエディションで発売

何しろ映画館に三度観に行った映画だし、当然 DVD も買うのだから、ワタシにも少しはアサマシエイトさせてください!

発売は2005年の3月25日の予定だが、いずれのエディションも現在20%引きで予約可能。

この映画については既に何度も書いたので付け加えることはないが、宣伝番組がいくつか作られており、それらすべて見れたわけではない当方としては、それらをまるごと収録した DVD が出ることを切望していたので、そうした意味で三種類のエディションとは消費者心理をうまくついたものだと思う。

さて、後は最初で最後のライブをテレビで見るだけか。

京都経済新聞社による、はてな住所登録問題についての記事

記事の内容的には、驚愕の新事実があるというのでもないが、古巣の京都の新聞とはいえ、はてなというネットベンチャーという名の弱小企業を至極まっとうに取り上げているのが興味深かった。

青山正明と山形浩生

ワタシにとって青山正明とは、何といっても名著『危ない薬』の著者である。これが本当に素晴らしい本で、この本から得たものは多いが一つだけあげるなら、ワタシはこの本から健康法、具体的には風邪への対処法を会得したというのがある。いや、冗談ではなくてホントに。

「K氏の病気自慢は老後の楽しみに取っておく日記」に面白い記述を見かけた。

「自殺されちゃった僕」(吉永嘉明)に青山正明氏が自信をなくしたときに「山形浩生柳下毅一郎にはかなわねえよ」と愚痴っていたという記述があってへーと思った。

ワタシが面白いと思ったのは、『危ない薬』のことを知ったのが、山形浩生の書評だったからだ。CUT を立ち読みしてこれは面白そうだ、買ってみようと思ってたら、大学のサークルの部室にこの本が置いてあり、目利きがいるものだと驚いたものである。もう十年以上前になるのか……

青山正明がどういう文脈で二人の名前を出したのかは分からない。『自殺されちゃった僕』を読んでみようかな。

YMOヒストリー

ワタシの音楽原体験は YMO とクイーンで……という話を八木の野郎にしたところ、「だっせぇ!」と言われたことを未だ根に持っているのだが、それはさておき21年前の高橋幸宏オールナイトニッポン最終回&その一つ前の回を録音したテープをみやのさんに MD に落していただき、感涙にむせびながら聞いているわけだが、これまたおれカネゴンさんのところで知ったこのページは知らない話が多くて面白かった。

YMOの英語歌詞にピーター・バラカンが関わっていたというのは当然知っていたが、こんな余裕のない状態で作られていたとは。氏が「客観的に考えると気が遠くなるようなこの作業をよく引き受けたと、いま思います」という通りである。

ワタシが一番好きな YMO のアルバムは、「最後の最後に英詞に戻り、当時のメンバー各々の趣味性を素直に表した、最後のスタジオ作品」である『サーヴィス』である。これを挙げる人はほとんどいないだろうが、何よりリアルタイムに聴いたアルバムというのがあるし、当時まだ子どもだったので、三宅裕司率いるスーパー・エキセントリック・シアターのパートが素直に楽しかったというのもある。スネークマンショーと比べて難癖をつけるのは野暮というものだ。

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