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サスペリア2

DVDジャケット

小学生のとき以来だから、約20年以上ぶり(!)に観た映画である。実は映画の詳細な内容は忘れており、覚えているのは冒頭の子守唄のシーケンス、壁を削って浮かび上がる絵、そしてラストの首切断(あれは忘れようがない)と血溜まりに浮かぶ主人公の顔という断片的なもので、タイトルすら忘れていた。

昨年最低映画館という素敵なページを知り、そこのダリオ・アルジェントの紹介などを読むうちに、あれが「サスペリア2」だったんじゃないかと思い至ったわけである。久方ぶりにレンタルビデオ屋に行くと、これの DVD があったのでこれ幸いと借りてみたら、予想した通りであった。

この間、爆笑問題とおすぎとピーコの番組で「サスペリア」と「サスペリア2」の話が出ていて、その偶然に驚いた。そこでもちゃんと触れられていたが、「サスペリア2」は「サスペリア」の続編でもなんでもない(つーか、こっちが先に作られた)。後者はオカルト映画だが、前者はイタリア式サスペンス「GIALLO」の最高傑作である。GIALLOとは、物語性を少々犠牲にしても黒手袋とコートを着た犯人による残虐な連続殺人と謎解き(になってないことも多い)をスタイリッシュに見せる映画…というまとめは粗雑過ぎるかな。

それを残虐な殺人が三度の飯より好き(言いすぎ)、特に首を斬らせたらピカイチのダリオ・アルジェントが撮ったのだからかなりきている。殺し方・死に方がいちいち派手。脚本家としてキャリアをスタートさせたというのが信じられない凝ったカメラワークも冴えており、特に犯人の顔が最初の犯行現場のある場所に映っている(重要な伏線、テストに出ます)という演出も斬新、ゴブリンの音楽も例によって突っ走っており、懐かしさもあいまってすっかり良い気分にさせてもらった。

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