記念講演後の飲み会にも参加したのだが、これも大変楽しい宴だった。
しかし、終わった後に、こういった類の宴会にはもう二度と参加しないと決めた。
当方が公開していない情報について、しつこく、しつこく、しつこく聞いてくる参加者がおり、最終的にそれについてのみ大変不愉快な思いをしたからだ。冷たくきっぱりと、「その話は止めましょう」と二度も言わなければならなかったのだから尋常ではない(それでも相手は当方の不快に気付いていない様子だった)。
これは書いておかなければならないが、そうした輩は一人だけだった。渡す名刺も持たず、唯一小汚いジーパン姿のワタシ(まあ、それが普段着でして…)に対して、田口さんをはじめとして皆さん温かく接してくださった。
結局のところ、公開できない情報をいろいろ抱えてそんなところにのこのこ出て行くワタシが悪いのだろう。そうした前提条件につまづいている人間が参加することが迷惑なのである。はじめから配慮されることが分かっている場合か、逆に放ってもらえる場でなければ yomoyomo 名義では表に出ないのがよかろう。
office さんの一件があり、またその他にも落ち込むことがあり、弱気になっていたところもある。またぞろ、ウェブサイトなんて閉鎖しようかとも考えたりした。しかし、こちらのほうはまだ未練がある。
おまけにその日はうっかり終電を逃してしまい、陰惨な気分になったが、せっかくだからと歩いてバーに行く。中心地にあるにも関わらずおそろしく客の入っていない店で、祭日前の夜だからもしや客が多かったらと危惧したが、主人はカウンタに突っ伏して寝ていた。
主人との会話は楽しく、個人的にはこういう場があるのは大変ありがたいことである。しかし、会話が楽しすぎて、二杯で切り上げるところを三杯飲んでしまい、タクシーの中で気分を悪くし…