おーっ、懐かしい、ドッグフード!
……といってももちろんワタシが昔ドッグフードを食っていたということではなく、マイクロソフト発祥のソフトウェア用語(?)としてのドッグフード。かの名著『闘うプログラマー』に頻出するんですな。第6章の章タイトルにもなっているが、序章の一番最初のページから出てくるのだ。手元の上巻から引用してみよう。
カトラーは、ビルド、つまりサンプルを何度もつくり、二百五十人のプログラマー全員が「自分が作ったドッグフードを食べる」ように指示していた。これは、家を建てながら、その中で暮らすのとおなじぐらい面倒な作業だ。ビルドが早くできるほど、チームは早く最新のサンプルを試し、欠陥を見つけ、改良することができる。