かつてモンティ・パイソンのエリック・アイドルは、「パイソンズはアルファベット順だよ」と言った。
何がか? 鬼籍に入る順番である。確かにパイソンズで唯一故人なのは、グレアム・チャップマンだが……ということは、次は……クリーズ先生?
いかりや長介の訃報を聞きそんなことを思い出したわけだが、考えてみればドリフターズもあいうえお順だよな。荒井、いかりやときて次は……やめておきましょう。
というかね、ワタシは物心ついた(!)昭和56年以来ずっと一貫してひょうきん族派だったのよ。全員集合なんてほとんど見たことがなかったのよ。ドリフの笑いは正直好みではない。だからお笑い好きとしてのショックはない(そうした意味で、ジョン・クリーズやビートたけしが死んだら、どう思うかな、というのはある)。
ただ、性格俳優としての彼は、文句なく好きだった。両手を広げて、好きだった。合掌。
先日の長嶋茂雄もそうだが、ワタシの父親の世代の人たちの病気・死去のニュースが続くと、本当に自分は親不孝者だと柄にもなく思ったりもする。
今週の更新はここまで。