ワタシが愛する二大若手俳優であるエドワード・ノートンとフィリップ・シーモア・ホフマンが出ている映画である。ずっと観よう観ようと思っていた映画である。
で、感想は……いやー、『羊たちの沈黙』って素晴らしい映画だったんだなぁ、と思いました。こういう感想は書いちゃいけないのだろうけど。やはり歳を取ったよ、アンソニー・ホプキンスもドクターチルトンも。そこまでやるなら、スコット・グレンにも登場いただきたかったが、キャストは本筋ではない。
『羊たちの沈黙』を謙虚に踏まえ、しかも手堅く演出しているのが分かる作品ではある。少なくとも『ハンニバル』のようなことにはなっていない。エドワード・ノートンも神経質に熱演している。でも、それだけ。
見所ねぇ……パンツ一丁のフィリップ・シーモア・ホフマンぐらいかなあ、そねさんはブリーフ姿好きだし、シーマン(勝手に略すな)はデブだけど、彼は下衆な役が多いから好きじゃないのかな、などと雑念が入るようではダメなのである。
さて、ノートンとシーマンは『25時』でも共演していたが、これは絶対みな! と思っていたのにタイミングが合わずに見逃してしまった。残念。