「RFID2.0時代に備えるRFID入門」ということで、RFID の入門記事はいいんだけど、RFID2.0 って何じゃらほい。
この手の○○2.0を無邪気に宣言できたのは2005年で終わり、今それを自称するのは、ギャグのつもりでなければただ恥ずかしいと思うんだけどね。
しかも、この記事での区分けの基準は、過去3年の標準化段階が RFID1.0、普及期が RFID 1.5、そしてその先が RFID2.0 というのだから何というか。「マッシュアップ」とか「ロングテール」とかそれっぽい言葉を持ち出しているが、普通に考えれば本格的な普及段階ではじめて1.0であって、それ以前の標準策定段階はどう考えても0.xでしょうが。こじつけにもほどがある。
今月号の WIRED に The RFID Hacking Underground という RFID のセキュリティについての記事を書いているのとかなり距離があるねぇ。