オライリーと CMP が「Web 2.0」の商標を出願していることは、ワタシは栗原潔のテクノロジー時評Ver2で今月の初旬に知ったのだが、商標権の行使にともないオライリーが袋叩き状態になっている。オライリー側からの釈明(その1、その2)も出ているが、非難コメントがいっぱいついている。
しかし、「ティムが児童虐待者であるとほのめかすコメントは削除した」って、当たり前だけどアメリカにもその手の荒らしっているのね。
それは別として、今回のオライリーの行動はまったく擁護する気になれない。ティム・オライリーは恥ずかしくないのだろうか。
本当は Cory Doctorow の Can anyone own "Web 2.0?" を翻訳したかったのだが(以下略)。
ほらほら、今が「Web 2.0は終わった」とか言うタイミングですよ!
[5月30日追記]:「もうちょっと日本語でくわしく!」とのことですが、「Web2.0は誰のもの? ネットで論争」という記事が分かりやすいと思います。問題なのは、今後も Web2.0 の名を冠したイベントの開催に対する独占する意思に変わりがないことである。あと言うまでもないですが、ワタシ自身は「Web 2.0は終わった」とは思っていませんので。