danah boyd のブログを読んでいて、Why Web2.0 Matters: Preparing for Glocalization という文章を知る。
danah boyd は Web 2.0 というコンセプトを説明するのにグローカライゼーションという言葉を使っているわけだが、このグローカライゼーションという言葉、中庸とすり合わせと曖昧を好む日本人に受ける言葉だと思う。
といいつつ、このグローカライゼーション、分かったようで意味を説明できない。「地域創造のための専門情報誌」を謳う日経グローカルという雑誌が既にあるし、グローカルという言葉はそれ以前から市民運動方面で使われているが、そうした用法を見てももやもやが消えない。Wikipedia の Glocalisation の項目を見ても然り。
こりゃ danah boyd の元エントリを訳してみるかと思ったが、調べてみたら Goodpic にこれを一部訳した「グローバルとローカルの間をうめる情報のアクセス形態 Glocalization」というエントリを発見。
これを読んで少しすっきりした。既に読んでいたはずなのに、そのときはスルーしていたようだ。いかんなぁ。