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「社員を子供扱い」Googleと「終身雇用」日本企業の違い

NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃」はちゃん録画しているが、なんか否定的な評価しか聞こえてこないので見る気がしなくなったぞ!(笑)

さて、otsune さんのところで知った SiteBites Blog の 「従業員を子ども扱いする会社」。ワタシも The Goog Life を訳したとき、

この文章に活写される Google 従業員の描写を日本企業に置き換えるとなかなか面白いというか示唆的というか。

書いているが、「「終身雇用」という形態自体が実はGoogleを一国規模に拡大したような形態であったのではないか」とまでは言い切れなかったな。

Google と日本企業の共通点と違いについて誰か書いていたなとずっと引っかかっていたのだが、昨日思い出した。池田信夫氏だった。以下、「グーグル:迷い込んだ未来」からの引用。

創業者のラリー・ペイジは日本が好きで、グーグルも日本企業の家族的な雰囲気を取り入れているという。物的資本よりも人的資本を重視するという点で、両者には共通点があるが、日本の会社が徒弟修業や年功賃金で従業員を囲い込むのに対して、グーグルは知的環境によって技術者を囲い込む。創造的で自由な仕事ができ、優秀な同僚がいるということが、その最大の企業価値である。

SiteBites Blog のエントリにもあるが、同じ Google 社員でも、大学から出たての若手と Guido van Rossum や Andrew Morton といった著名かつ優秀な技術者を同列に扱うことはできないし、「Google 社員は○○」といった一からげもまたしかり。

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