Hotwire News(4月23日)によると、Faith No More が来年再結成するらしい。
フェイス・ノー・モアというバンドは、初期にはかのコートニー・ラブも在籍しているが、マイク・パットンが加入した『The Real Thing』(asin:B000002LHA)でブレイクを果たし、その次の『Angel Dust』(asin:B000002LRX)で頂点を極めた。活動当時はミクスチャー・ロックと呼ばれていたが、その中でもメタル寄りだった印象がある。
今回の「ロック問はず語り」は、ロッキング・オン1991年2月号のマイク・パットンのインタビューを紹介する。
前述の通り、マイク・パットンは遅れてバンドに加入したが、既にミスター・バングルという猟奇変態バンドで活動していた。その音を聴いて彼をリクルートしたバンドの面々は、やってきたのが身だしなみのきちんとしたフィットネス大好きで酒を一滴も飲まない健康優良児なのに驚いたそうだ。
しかし、一方で彼はポルノの貪欲なコレクターという顔も持ち、このインタビューでもそれに加えてオナニーへのこだわりを嬉々として語っている。
俺なんか初対面の人と特にオナニーの話をするのが大好きで、本当に初対面の人とするにはうってつけの話題だと思うよ。勿論、オナニーの話題がどれだけ面白いかってことを認めるにはどうしても怖気づいちゃう人もいるけどね。でもね、オナニーを通すと、心底その人を知ることができるんだ。
このインタビューがあまりに強烈だったため、日本ではマイク・パットンは「オナニー大王」と称されるようになる。
しかし、考えてみればワタシも津田大介(id:ozric)やタクヤさんと初対面の飲み会において、オナニーの話題で盛り上がった覚えがあるな……
ステージでオナニーするのもいいアイディアだな。でも、今のバンドの連中とは絶対にやってみようとは思わないね。っていうのは連中は俺みたいな、筋金入りのハード・オナニストじゃないからなんだ。
Wikipedia 日本語版のマイク・パットンのページには「また、ステージにおいて飲尿や自慰などの行為も時として行う」と堂々と書いているが、さすがにこれはウソじゃないの?
[4月26日追記]:「飲尿パフォーマンスは93年4月の日本公演でやったという記事を見た」というブックマークコメントをいただいた。
オナニーやポルノの話題になると饒舌なマイクだが、ロックバンドのつきもののグルーピーの存在はまったく理解できなかったそうだ。
でもなぁ、だからってどうしようもないし、女の子達を帰れ、帰れって門前払いにして、『今日の晩は俺、オナニーすっからさ』とも言えないしさ
飽くまでオナニーかよ! 本当に面白いこと言う人だが、彼が接点を感じる人間ってどんな人なんだろうか。
通りをうろついているロクでもない奴等とか大量殺人犯とか、歪んだ人間だな
ノーコメント。