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リック・ルービンが音楽産業の未来について語る

New York Times に掲載されたリック・ルービンのロングインタビュー The Music Man が興味深い。

彼はコロンビアレコードのトップに就任したそうなのだが、SONY BMGrootkit 騒動については、彼がプロデュースしたニール・ダイアモンドのアルバムが好調なセールスだったのにこのためにとばっちりを食ったため腹を立てており、コロンビアとは仕事をしないと誓っていたそうな。

彼は音楽産業の未来をサブスクリプションモデルに見ており、一定額を払えばいつでもどこでもリスナーの望むデバイスで音楽を聴けるようにしないといけない、これで iPod は時代遅れになるぜ、と危機感をもって語っている。

DRM への批判、iPod + iTunes Store の先をいくビジネスモデルとしての定額制、遍在する音楽環境の実現……『デジタル音楽の行方』と近いじゃないですか!

しかし、リック・ルービンもなぁ、80年代には初期ビースティーズの仕事のイメージがあり、「胡散臭い奴」と思っていたのだが、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『Blood Sugar Sex Magik』で見方を変え、ジョニー・キャッシュの一連の仕事の頃には深く尊敬するようになっていたっけ。

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