マリアンヌ・フェイスフルが40年ぶりに映画主演というのもすごいが、その役柄がまたイカしている。
映画の題名は『やわらかい手』とのことで原題は Irina Palm(Wikipedia、IMDB)とな。
彼女の復活後の凄みのきいた歌声も好きだし、こういう役柄を演じるところも好きだけど、今もなおストーンズのステージに立ち続けるミック・ジャガーは、今の彼女をどう思ってるんだろうか、とふと思ったりした。
それで思い出したのは、1990年代初頭の創刊間もない頃の CUT におけるマリアンヌ・フェイスフルのインタビュー。インタビュアーは渋谷陽一で、彼女のことを「セックス、ドラッグ&ロックンロールの継承者」として評価していると語った上で、だいたい以下のようなやり取りがあった。
渋谷「『○○○』という曲の歌詞には、チンコやマンコといった言葉が出てきて驚くわけですが――」
MF「ちょっと待って。マンコなんて歌ってないわよ。『彼のチンコを見る度に、彼女のマンコは……』嗚呼、歌ってるわね」
渋谷「(笑)」
以前実家に帰ったときにこのインタビューが入った CUT を探したのだけど見つからなかった。どうやら大学卒業時の引越しの際に捨ててしまったようだ。残念。
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