『セキュリティはなぜやぶられたのか』などの著作で知られる Bruce Schneier が WIRED の最新コラム Steal This Wi-Fi で披露している自宅のセキュリティポリシーに驚いた。
自分のセキュリティ設定について話したり書いたりすると必ず、人々を驚かせ――多くの場合批判を受け――ることが一つあって、それは私が自宅で無線ネットワークを開放していることだ。パスワードはかけていない。暗号化もしていない。うちのネットワークを見れる無線機器を持つ人なら誰でもそれでインターネットにアクセスできるのだ。
私にとって、これは礼儀の基本にあたる。お客にインターネットアクセスを提供するのは、暖房や電気、あるいは温かい紅茶を提供するようなことである。しかし、それは間違っているし、危険だと考える人もいる。
おっと、どんどん訳したくなったが、すぐに WIRED VISION に翻訳は公開されることを期待しよう。それまでは原文をどうぞ。
この文のタイトル Steal This Wi-Fi は言うまでもなくアビー・ホフマンの Steal This Book のもじりである。
ブルース・シュナイアーの会社 Counterpane は BT の子会社になっているが、BT が FON と提携して無料無線 LAN 環境を全英に展開するという計画にも携わってないのかな。