先日、『ヤバい社会学』の翻訳を断った山形浩生の審美眼が分からないと書いたわけだが、直後に山形浩生と守岡桜による訳書が続けて二冊刊行されることを知る。
- 作者: コナー・オクレリー,山形浩生,守岡桜
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/02/14
- メディア: 単行本
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- 作者: スーザン・ブラックモア,山形浩生,守岡桜
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2009/02/23
- メディア: 単行本
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「オレが一冊しか訳してないなんて思うなよー」と山形浩生の狂犬的パブリックイメージとギャップのあるとほほな感じの声で少し棒読み気味に脳内再生するだけでワタクシなど濡れてくるわけですが、それはともかく『無一文の億万長者』は、山形浩生が原書について書いた文章を読んですごく面白そうだったので楽しみである。