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Everything But the Girl, Walking Wounded

Walking Wounded

Walking Wounded

Everything But the Girl は苦手というわけではないが自分との接点がない感じでずっと敬遠していた。特にオシャレ方向に触れた80年代後半以降は、正直彼らである必然性を感じず、このまま接点がないままなのかなと思っていた。

トッド・テリーがリミックスした "Missing" の出来を気に入ったベン・ワットが、「ドラムンベースは21世紀のボサノヴァ」とブチあげて作ったのが本作である。

正直最初その発言を聞いたときは、性格の悪いワタシは失笑したものだが、実際聴いてみるとすごく良かった。当時彼らと親交があったマッシブ・アタックのファーストがそうであるように、今聴いても全然恥ずかしくない作品である。歌い手としてのトレーシー・ソーンの地力を思い知る。

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