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リッピング・ヤーン

モンティ・パイソンのオックスフォード組(マイケル・ペイリンテリー・ジョーンズ)が70年代後半に作ったテレビ番組で、2シーズン全9話からなる。

以前、パイソニアンの友人の好意で3話分はビデオで観ていたのだが、モンティ・パイソン結成40周年の区切りで日本でも2枚組 DVD がめでたく発売となった。

細切れのスケッチをテリー・ギリアムのアニメーションでつなげていくのが『空飛ぶモンティ・パイソン』の基本構造だが、『リッピング・ヤーン』は第3シリーズの「サイクリング・ツアー」のような一つのストーリーを展開する構成になっている。スタジオ撮影は少しでほとんどがロケ撮影。

本作はすべて1910〜1930年代というパイソンズがまだ生まれていない時代を舞台にしていて、ワタシがその時代の英国について特に知識がないというのもあるのかもしれないが、それぞれ笑いどころはあるものの、大爆笑まではいたらなかったというのが正直なところ。同じく70年代のテレビシリーズとしては、やはりジョン・クリーズ『フォルティ・タワーズ』には及ばない。あとどうしてテリー・ジョーンズはほとんど出演していないのだろう。

ただ第1シリーズ最終話の「ツメの呪い」のラストは SF 的というかコメディの枠を超えた怖さがあってびっくりした。

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