NHK の大河ドラマ「龍馬伝」が話題である。「龍馬」ブーム異常盛り上がりとまで言ってよいかはともかくとして、ワタシも一応時間の都合がつけば必ず見ている。
大河ドラマをちゃんとみるのは……えっと、いつ以来ぶりだろう。もしかしたら、親父がチャンネル絶対権力を有していた実家時代以来? それはともかく同郷(という以外、何の共通点もないが)の福山雅治が主演だから肩入れしたくなるし、その長崎もいずれ物語の舞台になるのでそれも楽しみ。
ただ坂本龍馬について考えるとき、特に龍馬を自称したがるおっさんを見てなんだかなと思うたび、ワタシが思い出す文章があるのでそれをご紹介したい。
それはくだらな随想の「坂本龍馬はなかった」である。
もちろんこれはフィクションだけど、この作者である下条さんのような雑文、特にこの「坂本龍馬はなかった」みたいな文章が書きたくて、ワタシはウェブサイトを立ち上げたのだ。未だその域には達していないが、肩書きはライターでなく断固「雑文書き」である。