- Clay Shirky Says Good Collaboration is Structured Fighting
- Clay Shirky on structured fighting, technology, and all the squishy, human stuff | opensource.com
取り上げるのが遅れたが、今月開催された LinuxCon North America 2011 でクレイ・シャーキーが基調講演を行ったとのこと。
個人的に笑ったのは彼が Firefox のバグレポート Bug 330884 の話から始めていること。この番号だけ見ても分からないだろうが、Bugzilla に登録された Firefox のせいで破局したカップルの話といえば思い出す人も多いだろうか。
要は技術的な話を人間のドロドロした話と分けて考えることはできないんだよねということだが、話はオープンソースが大規模で世界的なコラボレーションを実現していること、そしてそのコラボレーションは自然発生の延長にある野合ととらえられることが多いけど、コラボレーションをマネージメントすることが重要なんだよねと説いている。
実際にはもっといろいろな実例を挙げながら語っているので、詳しい話は上のリンクを辿っていただくとして、"Structured Fighting" という表現は面白いね。これが次の本のタイトルになったりして。
それはそうと、この講演でも当然引き合いに出されている彼の新刊の邦訳は出ないのかな。
Cognitive Surplus: Creativity and Generosity in a Connected Age
- 作者: Clay Shirky
- 出版社/メーカー: Penguin
- 発売日: 2011/06/02
- メディア: ペーパーバック
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