津田大介が有料メルマガ「メディアの現場」を始めるそうだ。昨日創刊号が配信予定だったはずが早速遅れているのが津田大介らしすぎて笑ってしまったが、それはともかく最近では有料のメルマガに移行する人が実に多い。
少し前にあきみちさんも「メルマガなのかなぁ。というか単なる愚痴」という文章を書いていたが、これについて考えるとどうも表情が曇ってしまう。
ワタシ自身は現在、この手の有料メルマガを一つも購読していない。これについてはいろいろ理由を並べることもできるが、何よりワタシがケチなのが大きな要因であるのを否定するつもりはない。
有料メルマガを購読しないと決めてるわけではまったくない。しかし、これだけいろんな人がやりだすと、どれから購読したもんかよく分からないのも事実である。同じように感じているネットユーザは結構いるのではないか。
そこで思うのは、この手の著名な書き手の有料メルマガを一通り読み、その質量が値段にあったものか評価をくだし、どういう読者層が購読すべきかガイドをやる人がいると受けるのではないかということ。
イメージとしてはかつて宮崎哲弥が「諸君」でやっていた連載「今月の新書完全読破」の有料メルマガ版である。現在では新書の濫造によりこうした企画を個人でやるのは不可能だが、現在の有料メルマガであれば、お金の問題に目をつむれば主要なものは個人でもおさえられるのではないか。
この企画の名前を考え、「この有料メルマガがすごい」みたいな陳腐なものしか浮かばなくて申し訳ないが、需要はあると思うんだよね。お金と暇を持て余した読み巧者は挑戦してみてはいかがか……ってそんな人いないか。何ならこれを有料メルマガとして配信する手もあるぞ(笑)