先日 Twitter で紹介したらいっぱい RT されて驚いたが、確かにこれは趣き深い記事である。
なんでワインメーカーがこんな調査をするか分からんが、「英国人の蔵書のうち、平均70%は、開かれることさえないままに本棚に並んでいる」とか「57%の人は、たとえ自分では読んだことがなかったとしても、本棚の体裁を整えるため、古典文学作品を多めにそろえている」とか苦笑いを誘う。
しかしなぁ、見栄で本棚を飾ることはないが、積読本が枕元に積みあがるワタシの蔵書状況もひどいもので、他人をどうこう言えない。
実際には読んだことがないのに読んだフリをしがちな英国文学作品1位はジェーン・オースティンの『高慢と偏見』とな。記事の最後にある「本棚に並ぶ見栄本 ベスト5」がすべて女性作家の作品なのは偶然だろうか。同じ調査を日本でやったら誰の本になるのだろうか。
- 作者: ジェイン・オースティン,阿部知二
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/02/04
- メディア: ペーパーバック
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