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岡野雄一さんの『ペコロスの母に会いに行く』とその映画化について

あれは昨年だったか、友人のベンジャミンと電話で話していて、岡野雄一さんのサイトを教えられ、彼の漫画を見てみろ、泣くから、と勧められた。

ワタシは性格が悪いので、泣くからと勧められたもので絶対泣くかよ、お前あざといんだよ、とベンジャミンに悪態をつきながら、まもなく「お前、こういうの読ませるなよぉぉぉ……」とブラウザを目の前にし、電話口でポロポロ泣いていた。

岡野雄一さんはワタシと同じ長崎出身で、彼の書く漫画も題材的にローカル色が強くなじみがあるのもあるし、何よりワタシも老親を持つ者として、いろいろ読んで思うところがあるわけです。

岡野さんの本は昨年から長崎で局地的にベストセラーとなっており、『ペコロスの玉手箱』と『ペコロスの母に会いに行く』の二冊をベンジャミンに頼んでワタシの分も買ってもらった。

余談になるが、これらの本の制作を手がけたのが「カフェ豆ちゃん」(id:cafemame)という、変わった名前の店の主人で、このカフェは頻繁にジャンルを問わずライブを開催しており、ワタシも昨年の帰省中「昼ジャズ」開催の日にたまたま長崎にいたので、実家から遠くないし行ってみようと店に向かい、眼鏡橋を渡ったところで財布を忘れているのに気づくというサザエさん級のドジをやらかしてしまい、未だお邪魔できてないのが残念である。

ゴールデンウィークで帰省したときに、軽い気持ちで母親に件の二冊を面白いから読みなと貸したのだが、後からそれを話したベンジャミンから(必然的に介護についてやはり辛い描写もあるので)親世代が読んで楽しいものじゃないだろう、何で読ませるかな、と叱られてしまったのだが、母親は楽しんでくれたようで、ワタシの従姉妹など親類にも読ませている最中である。

東京に住むワタシの叔母も気に入ったようで、本を入手方法を聞かれたので調べたら、西日本新聞社から出ているのでそちらを教えたのだが、ずっと在庫切れなので、「カフェ豆ちゃん」のことを教えたほうがよかったか。

ペコロスの母に会いに行く

ペコロスの母に会いに行く

で、『ペコロスの母に会いに行く』は映画化される。題材的にあまりにローカル性が強いので、そのあたりがどこまで残るか不安ではあるが、成功してほしいですね。

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