す、すいません、タイトルの「」内は、勝手にワタシが霊視した心の声です。
円堂都司昭さん(id:ending)が今月、来月に三冊本を出す。まさに怒涛の刊行ラッシュである。
- 作者: 円堂都司昭
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 円堂都司昭
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2013/01/24
- メディア: 単行本
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- 作者: 円堂都司昭
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2013/02/25
- メディア: 単行本
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前著『ゼロ年代の論点 ウェブ・郊外・カルチャー』からおよそ二年経つとはいえ、三冊立て続けとはとんでもない話である。しかも共著は一冊もなく、すべて単著!
もちろん狙ってこのようなスケジュールを立てたわけではなく、自身のみならず出版社や関係者の都合がいろいろ重なってのことなのだろうが、『エンタメ小説進化論』は文芸評論家としての円堂さん、『ソーシャル化する音楽』は音楽評論家としての円堂さん、そして『ディズニーの隣の風景』は浦安市民としての円堂さん(これはちょっと違うか)、と円堂さんという存在を全方位的にアピールする三冊になっているところがすごい。
いずれも2010年代の「日本におけるエンターテイメントとその消費」に切り込む本のようで、どれも面白そうである。
しかし、三冊の原稿執筆が重なった時期もあったはずで、精液に血が混じるくらい大変だったことは容易に想像できる。これはもう誰か円堂さんに無理やり食洗機をプレゼントするしかないのではないか(何書いてんだ)。