『スローターハウス5』はジョージ・ロイ・ヒルにより既に映画化されているが、ギレルモ・デル・トロとチャーリー・カウフマンという組み合わせにマジックを期待してしまい、気分が盛り上がる。
しかし、デル・トロ監督は『パシフィック・リム』の後も数作スケジュールが決まってそうで、ホントに実現するのかねとも思ってしまうが。
もう一つのニュースは、カート・ヴォネガットの死後初めて出る本格的な伝記の邦訳なり。
- 作者: チャールズ・J.シールズ,Charles J. Shields,金原瑞人,桑原洋子,野沢佳織
- 出版社/メーカー: 柏書房
- 発売日: 2013/07/01
- メディア: 単行本
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原題は『スローターハウス5』で繰り返されるフレーズなのだから、『そういうものだ カート・ヴォネガットの生涯』という邦題に出来なかったのか。
この本についてはやはり「荒野に向かって、吼えない…」のエントリ(の後半)が参考になるが、ヴォネガットの一般的なイメージを覆す話もあるようだ。