浅野紀予さんが有志とともに、情報アーキテクチャを考えるためのメディアを謳い、architexture.jp アーキテクスチャというサイトを立ち上げている。
浅野さんのお仕事には敬意を払っているが、確かにワタシのようなボンクラには「情報アーキテクチャ」というトピックは少しつかみどころが難しいものでもある。
建築、美術、文学など、古くから育まれてきたものづくりの体系には、必ず批評精神というものが深く根付いています。批評なき営為は滅びる。情報アーキテクチャというまだごく歴史の浅い専門体系を、これからも発展させていくためには、ただその実践的なスキルを伝授していくだけではなく、それを批評的に見つめ、語り合うことも欠かせないはずです。
http://blog.iaspectrum.net/2013/12/11/architexture/
だからこそ、このarchitextureというメディアを、日本語による良質な「情報アーキテクチャの批評言語」に触れられる空間にもしていきたいと考えています。
とりあえず「情報社会から知識社会へ」あたりから読み始めさせてもらおう。
そうそう、浅野さんは今年二冊訳書を出されている。すごいなぁ。
ビジュアル・ストーリーテリング -インフォグラフィックが切り拓くビジネスコミュニケーションの未来
- 作者: Jason Lankow,Josh Ritchie,Ross Crooks,浅野紀予
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2013/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ほんとに使える「ユーザビリティ」 -より良いデザインへのシンプルなアプローチ
- 作者: エリック・ライス,浅野紀予
- 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2013/10/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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