この文章が公開される頃には既に全曲フル試聴期間は終了しているかもしれないが、特に期待せずに聴いたらすごくよかったので紹介したい。
アルバム全体しっかりロックで、本国で『Fisherman's Blues』以降のアルバムで一番良いというレビューが出ているのも納得である。
歌詞にロックやジャズやソウルの偉人たちの名前が出てくる曲が何曲かあり、楽曲自体のタイプはまったく違うのだけど、仲井戸麗市の麗蘭の「今夜R&Bを・・・」を思い出したりした。極めつけは "I Can See Elvis" で、この曲自体は以前からライブでやっている曲だが、まさかのドゥーアップアレンジが感動的で震えた。
4月に初の単独来日公演を行うそうだが……って今までやってなかったのか。しかし、ウォーターボーイズというかマイク・スコットも、『This Is The Sea』の頃は、U2 くらい、とは言わないまでももっとビッグになるのではと思われていたものだったが、実際はそうはならなかった。しかし、今になってこれだけ充実したアルバムを作ったのが嬉しい。
- アーティスト: Waterboys
- 出版社/メーカー: Harlequin and Clown
- 発売日: 2015/01/20
- メディア: CD
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- アーティスト: ウォーターボーイズ
- 出版社/メーカー: ホステス
- 発売日: 2015/01/14
- メディア: CD
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彼らに興味があってもいきなり新譜を買うのに躊躇する人は、80年代の曲が主のベスト盤が800円台なので、こちらもお勧めしておく。
- アーティスト: Waterboys
- 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
- 発売日: 2005/10/11
- メディア: CD
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