Medium に転職した IT 系ライターの大御所スティーヴ・レヴィが手がける Backchannel が面白い(参考:Mediumがテックメディア「Backchannel」を開始 - メディアの輪郭)。レヴィだけでなく、ネット中立性問題ならスーザン・クロフォードなどその筋の専門家が健筆を奮っているのがすごい。
あと Backchannel は期待の新刊の抜粋を紹介することがあり、面白そうな本を知ることができる。
そういうわけで、We Need a Manhattan Project for Cyber Security という文章もその一つで、マーク・グッドマンの新刊『Future Crimes』からの抜粋である。
Future Crimes: Everything Is Connected, Everyone Is Vulnerable and What We Can Do About It
- 作者: Marc Goodman
- 出版社/メーカー: Doubleday
- 発売日: 2015/02/24
- メディア: ハードカバー
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- 作者: Marc Goodman
- 出版社/メーカー: Anchor
- 発売日: 2015/02/24
- メディア: Kindle版
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「誰もがつながっていて、誰もが攻撃されやすいことについて我々ができること」という副題がいかにもだが、国はもっとサイバーセキュリティに本腰入れて取り組まなきゃいかんよということである。そこでマンハッタン計画の名前を持ち出すことに抵抗ある人もいると思うが。
なお、彼の TED 講演「未来の犯罪の姿」も日本語字幕付きで見れるので、新刊の内容が知りたい人は参考になると思う。