ウェブで素晴らしいと思うのは、よくぞこの情報を集めてくれた! と言いたくなるサイトに行き当たったときである。
最近はそういうサイトも少なくなったなという印象なのだが、調べものをしていて知った Vintage Cassettes には驚いた。
これはカセットテープの写真をひたすらアーカイブしているウェブサイトなのだが、1963年から2010年までのおよそ半世紀(!)に及ぶ期間的な網羅性、アメリカだけでなく欧州や日本も含む地理的網羅性もすごい。
ご存知の通り、カセットテープのメーカーというと SONY や TDK や Maxell など日本のメーカーが強かったので、ここに掲載されている写真に見覚えがある(あるいは、未だ現物が手元にある!)人も多いはずだ。
こういうサイトにどのような価値があるのかは正直分からないのだが、単純に金銭的価値につながらないアーカイブこそ実は後で大きな価値を持つ場合があって、これもその一つかもしれない。
そういえば、ワタシが記憶するだけでも『キングスマン』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』など、カセットテープが重要な役割を果たす映画が近年あったねぇ。
今では PC を使わずにカセットテープをデジタル化する MP3 コンバータが売ってるみたいだけど。