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東京という都市に満ちている音について考察した研究書『Tokyo Listening』が面白そうだ

ニューヨーク州立大学でメディア研究と人類学の准教授である Lorraine Plourde が書いた『Tokyo Listening』という本が紹介されている。

Tokyo Listening: Sound and Sense in a Contemporary City (Music / Culture)

Tokyo Listening: Sound and Sense in a Contemporary City (Music / Culture)

この本は、人々が音楽を聴きに行く場所とデパートやスーパーなどいやおうなく BGM を聞かされてしまう場所の両方について東京という都市と音の関係を考察しているが、著者の興味をひいたのは後者のようだ。

この手の BGM、いわゆる Muzak はよくて大衆芸術、悪くて全体主義支配や監視の一種とまで言われてしまうが、その両方と違った考察を著者は行いたかったとのこと。

そうした東京の音を考察する研究が、ヴェイパーウェイブ(Vaporwave)などのサブジャンルにつながるわけだ。

この著者インタビューによると、著者は日本のスーパーや店舗で流れる音楽の制作企業に取材しており、そうした企業も快くインタビューに応じているようで、確かにそういう証言は読んでみたいな。邦訳出ないかな。

個人的にこのエントリを読んで驚いたのは、Onkyokei、つまり「音響系」のウィキペディアのページが、英語版はあるのに日本語版にはないこと。そういえば上でリンクした Muzak も日本語版ページはないんだよね。なんだかなぁ。

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