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キャス・サンスティーン並びに「ナッジ」の入門書となるであろう『入門・行動科学と公共政策』が来月刊行

yamdas.hatenablog.com

昨年秋にキャス・サンスティーンの新刊が期間限定で無料公開されていることを取り上げた。「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2021年版)」では、「薄い本なので邦訳は出ないだろう」と書いちゃったけど、来月勁草書房から『入門・行動科学と公共政策』という本が出るのを知る。書名といい、200ページ足らずの分量といい、これはワタシが取り上げた本の邦訳じゃないですかね。

何度も書いているが、ワタシにとってキャス・サンスティーンの重要な仕事は『#リパブリック』方面なのだけど、一般にはそれより「ナッジ」の人だろう。コロナ禍において「行動科学と公共政策」はまぎれもなく重要なテーマなわけで、書名に「入門」の文字があるが、これはサンスティーン並びにナッジの入門書と言えるんじゃないかな。

courrier.jp

何度も書くようにサンスティーンは多作な人で、今彼の本で話題になっているのは『ファスト&スロー』のダニエル・カーネマンらとの共著だけど、これも来年あたり邦訳が出るに決まっている。

この本の元となったカーネマンの論文は、実は既に邦訳が電子書籍になってるのね。

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