ワタシは南極には行ったことはないし、おそらくはこれからの人生で行くこともないだろう。つまり、自分とは縁のない土地なのだけど、一方で南極の話というだけで未だ何か心惹かれるものがあるのも確かである。
この記事は、第61次南極越冬隊の調理担当だった、南極炒飯こと依田隆宏さんのインタビューだけど、南極料理人ならではの工夫の話をはじめとして、全編とにかく面白く、読ませる。
個人的には、ちょっと他の人と異なるポイントで盛り上がってしまった。
―食べたい料理のリクエストもありましたか?
たまにありました。僕は基本的に1週間単位で献立を考えていて、最初は昭和基地にある『昭和Wiki』と呼ばれる情報共有システムにメニューをアップしていました。仕込み中に変えることもありましたけどね。
南極で炒飯を!昭和基地で中華を作る|依田隆宏さんインタビュー | 80C - Part 2
昭和Wiki! 昭和基地の情報共有には Wiki が使われているのか!
依田隆宏さんは「最初は」と言っているので、今は違っている可能性も高いが、それでも「昭和基地で Wiki が使われているか!」と色めき立ってしまった。
冷静に考えてみれば、情報共有に Wiki が使われているからって当たり前の話で、南極だったら何が違うんだという話なのだが、Wiki エンジンは何が使われているのだろうか、PukiWiki だろうか? とか、記事の本筋から離れたところで想像を膨らませたりした。