オライリー本家から『Vibe Coding: The Future of Programming』という本が今年出るという話を聞いたときは、「バイブコーディング」というバズワードを中心に据えた本を手がけるあたり、相変わらずフットワーク軽いなーと感心したものである。
しかし、Early Release 版を読んだ人の感想を見ると、タイトルとは裏腹に「バイブコーディング」の話は少なくて、副題の「プログラミングの未来」のほうに重点があるらしく、それもそうだなと思ったものである。
……と思っていたら、本のタイトルが Beyond Vibe Coding に変わっていた。やはり、「バイブコーディング」はもはや中心ではなくなり、その先、それを超えたところに「プログラミングの未来」があるということだろう。
Amazon のページを見ると、「AIアシスタントコーディング時代にあなたの経験を活かす」が新しい副題のようだ。
この本の著者は、今年『エンジニアリングチームのリード術』(asin:4814401116)の邦訳が出ている Addy Osmani で、ワタシも「ポイント・オブ・ノーリターン:プログラミング、AGI、アメリカ」で紹介したオライリー・メディアが開催するバーチャルカンファレンス Coding with AI: The End of Software Development As We Know It を彼はティム・オライリー御大と共同でホストしており、適任なんでしょうな。
そうそう、Addy Osmani は先月 MCP(Model Context Protocol)についての文章も執筆している。
- MCP: What It Is and Why It Matters—Part 1 – O’Reilly
- MCP: What It Is and Why It Matters—Part 2 – O’Reilly
バイブコーディング本(ではもはやないようだが)の後には MCP 本の執筆を要請されるのかもね。

