Make イベント事業の行方、具体的には運営のオライリー・ジャパンからインプレスへの継承については以前書いているが、それでイベントがかつてと全然別物になってしまうのではといった不安をお持ちの方がもしかしたらいるかもしれない。
そういう方は、Maker Faire Tokyo 2025 の開催を今週末に控え、その運営責任者を務める田村英男さんのインタビュー記事を読まれるとよいでしょう。
そう、事業が継承されただけでなく、その運営責任者である田村さんもインプレスに移籍されているんですね。
その彼が日本におけるメイカームーブメントにとってもっとも大きなイベントである Maker Faire Tokyo の歴史、そして現在を語るインタビューは必読である。これを読むと、本当に楽しみどころが多いイベントだと分かっていただけるのではないか。
なんとなく電子工作、あるいはアナログ/デジタルにかかわらずものづくりに興味があり、その流れで Maker Faire Tokyo の名前は知っているが、これまで行ったことがない人も読まれるとよいでしょう。田村さんも Young Makers ゾーンについて触れているが、学生の申し込みが大幅に増えているというのはすごい。
ワタシも近年では一昨年、昨年と足を運んでおり、もちろん今年も! と書きたいのだが、今年は本業の絡みで週末大きな動きが取れないため、残念ながら参加できないので、せめてできることということで、この優れたインタビュー記事(青山祐輔さんがインタビュアーだしね!)をお勧めさせていただく。
そうそう、Maker Faire Tokyo に行けば、ほぼ必ずお見かけする方が何人もいる。例えば、野尻抱介さんや船田戦闘機さんだが、なんといっても高須正和さんがいる。
高須正和さんは、必ず Switch Science のロゴが入った赤い服を着ているから見つけやすい。高須さんに話しかければ、彼にとって今一番面白いものを語り倒してくれるはずだ。
