調べものをしていて、この秋にモンティ・パイソン関係の本が数冊刊行されるのを知ったので、紹介しておく。
まず、今ではコメディアンとしてより旅行番組のプレゼンターとして知られる、というのが決まり文句になっているマイケル・ペイリンの新作旅行番組の行先はベネゼエラである。
昨年のナイジェリアに続いてハードな旅行先を選んだものだ。80歳過ぎてすごいねぇ。
マイケルによると、ベネゼエラが100か国目の渡航先だったとのこと。すごいねぇ。
例によってテレビ番組に合わせて同名の本が刊行されている。
続いては、ジョン・クリーズが、『フォルティ・タワーズ』番組開始50周年を受けた本を11月に出す。
『フォルティ・タワーズ』といえば、ワタシも「人間と人間でないものを分かつ一線、そして「エンパシー」について」で言及したが、未だに史上最高のシットコムの一つと言われる。
そういえば2023年にジョン・クリーズが続編を作ると宣言したが、現在まで形にはなっていない。この本にはその辺の話も含まれるのかな?
そして、2020年に惜しくも亡くなったテリー・ジョーンズの伝記本が11月に刊行される。
『Seriously Silly』という書名がいかにもパイソンのメンバーらしい。著者のロバート・ロスはピーター・セラーズなどの伝記本を手がけている人なので安心だろう。
モンティ・パイソンと言えば、エリック・アイドルが、現在モンティ・パイソン関係のマネージメントを手がけるテリー・ギリアムの娘を突如糾弾し、経済的苦境を訴えて、他のパイソンズと距離ができているのは残念である。が、アイドルとクリーズは過去金銭問題で険悪だった時期もあったわけで、まぁ、元気で生きててくれればファンとしてはもうそれだけでよいですよ。





