今年の PHP Landscape Report によると、PHP は今もウェブプログラミング開発における人気のプログラミング言語だが、ジュニア開発者で PHP の知識を持つ人が減少しており、熟練した PHP の知識を持つ人材を確保するのが今後難しくなるのではとのこと。
「開発者の間では PHP は成熟した技術と見なされており、新たに学ぶ開発者はほとんどいません」というアナリストの発言には、ホントかよと思ってしまうが、重要なのは、このジュニア開発者の減少(と技術的負債の増大)は PHP だけの問題ではなく、オープンソース全体に言える話かもしれないということ。OSS エコシステム全体において、熟練人材へのアクセスが懸念事項であることが示唆されている。
今も PHP はウェブを支え続けているが、企業が新規の大規模アプリケーションに PHP を採用しない傾向があることも語られており、つまりは、PHP 開発の大部分は、大規模な新規アプリケーションではなく、既存のプログラムの微調整や PHP の新しいバージョンへの対応が中心になることが予想される。
この記事を受けて、O’Reilly Radar でマイク・ルキダスは、「PHP は新たな COBOL なのか? オープンソース自体そうなのか?」と問いかけているが、これもワタシが「「Just for Fun」から遠く離れて」で書いた OSS 開発の AI 依存が強まる時代の流れに合致するのかもしれない。

