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米国の最新判例から学ぶデジタル監視国家の現実

danielsolove.substack.com

ダニエル・J・ソロブ(ソローヴ)が、『監視大国アメリカ』(asin:4562054832)の邦訳があるジョージ・ワシントン大学ロースクール教授のアンドリュー・ガスリー・ファーガソンと、彼の新刊 Your Data Will Be Used Against You について対談を行っている。

そうか、ソローヴとファーガソンは同僚でもあるのだな。

この本の副題にある Self-Surveillance(自己監視)というのがポイントのようで、今や身の回りにあるすべてのデジタル機器が、個人データを収集する監視デバイスとして機能してるんですな。自らプライバシーを差し出しているのが Self-Surveillance ということですか。

不当な捜索や逮捕や押収から個人のプライバシーと財産を守る権利として米国憲法修正第4条があるわけだが、その限界というか抜け穴についても語られており、現状令状があればプライバシーは守られるなんてことはないという。

ソロブ先生の論文タイトルを借りるなら「権威主義時代におけるプライバシー」の困難さが語られているわけだが、独裁者が自分のもっとも恥ずかしい Google 検索履歴を読んでる状態すら想定して法律やシステムを設定すべきという「独裁者テスト」の話はインパクトがある。

これは監視国家化・権威主義化する米国を考える上でこれは重要なトピックを扱った本だし、邦訳も求められていると思う。

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