メールマガジン「週刊ビジスタニュース」の2006.06.07配信分に「されどわれらがビル・ゲイツ」を寄稿しました。
今回も前回同様、原稿のお題とタイトルは編集者が決めたものである。今回は一日足らずで書いた前回と違い余裕をもって締め切りを指定していただいたのだが、途中別の仕事を請け負うことになり、そんなに楽な仕事ではなかった。しかし、その別件の成果をこっそり「されどわれらがビル・ゲイツ」に忍び込ませている。この文章を書いていて、いろいろ思うところがあったので、この文章についての文章を書くかもしれない。
一点だけ補足しておくと、Google を「悪の帝国2.0」と呼んでいるが、言うまでもなくそれはマイクロソフトを「悪の帝国」と呼ぶのと同じくらいの真実性しかないということで(その程度の真実性はある、というべき?)、一方でもはや "Don't be evil." などという戯言を言えないのは創業者が自ら認めている通りである。
[6月16日追記]:「ビル・ゲイツ氏引退、慈善家へ」とはマジですか! 当方の懸念が現実化することとなったか。しかし、ジョブズよりも先に引退することになりそうなのはまったく意外である