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2024-01-01から1年間の記事一覧

WirelessWire News連載更新(ティム・オライリーとシリコンバレーの贖罪)

WirelessWire Newsで「ティム・オライリーとシリコンバレーの贖罪」を公開。例によって長い文章だが、ようやくインフレーションが止まった先月よりもさらに少し短くなっており、これは良い傾向だと思う。次回は少し肩の力を抜いた題材で、さらに短くなるかな…

誕生から30年を迎えたFreeDOSの作者がオープンソースコミュニティについて学んだこと

opensource.netMS-DOS のオープンソースによる代替 OS と知られる FreeDOS が、先月末に誕生から30年を迎えており、その作者である Jim Hall がオープンソースコミュニティについて学んだ7つの教訓について書いている。 単なるコード以上のものである:コミ…

ニコラス・カーの久々の新刊はソーシャルメディアがいかに我々の感覚を歪めるかに切り込む(今更?)

www.roughtype.com一昨年夏からブログの更新がなくなり、もう引退モードなのか、あるいは身体を悪くしているかと密かに心配していたニコラス・カー先生だが、久しぶりにブログが更新されたと思ったら、新刊 Superbloom の告知である。来年1月に刊行とな。ワ…

Plurality.Instituteをいまさら知った話と今月末のイベント「Funding the Commons」について

Long Now 財団の YouTube チャンネルで、「Plurality とは何か?」と題した約5分の短い講演動画が公開されている。もちろん、オードリー・タンとグレン・ワイルらによる『Plurality』の話も出てくる。この Rose Bloomin という人をワタシは知らなかったのだ…

ルックバック

実はワタシは『チェンソーマン』すら読んだことがなかったりするのだが(アニメも未見)、『ルックバック』に関しては、ネットに公開されたのを読んで、感じ入るものがあった。しかし、これが映画になるとは思わなかった。果たしてどんなものかと思っていた…

2024年上半期にNetflixで観た映画の感想まとめ

yamdas.hatenablog.com2021年以来半年ごとにやっている、Netflix で観た映画(近作のみ)の感想まとめを今年上半期についてもやっておく。実はこの半年、Netflix はドラマばかりで映画はあまり観ておらず、6月にまとめて数本観て、結果的に本数を稼いだ感じ…

自己検閲のおそろしさと「プライバシーの不変の価値」

一週間ほど前に書いた話だが、このブログでもちゃんと取り上げておきたい。news.yahoo.co.jp人間的な好き嫌いは別にしてその仕事に敬意を払っている八田真行氏が、また優れた文章を書いている。話題はチャット・コントロールで、これには児童への性的加害を…

Windowsコンピュータがもう自分のものに思えない、という感覚

www.howtogeek.com「オペレーティングシステムは、『パーソナル』コンピュータのもっともパーソナルな部分で、かつては Windows ユーザとして、自分がマイクロソフトからコンピュータを借りてるような感覚はなかったのだが、最近では自分のものだという感覚…

ケヴィン・ケリーによる珠玉のアドバイスが詰まった『生きるための知恵 :ビジョナリーが未来に伝えたい500の言葉』が今月出る

yamdas.hatenablog.comおよそ一年前に取り上げていたケヴィン・ケリーの新刊だが、テクノロジストの本ではなく自己啓発書に近いイメージがあったので邦訳は難しいかなと勝手に思っていたら、原書刊行から一年少しで邦訳『生きるための知恵 :ビジョナリーが未…

デルモア・シュワルツ『夢のなかで責任がはじまる』がルー・リードの序文つきで出る!

デルモア・シュワルツというと、ワタシのようなルー・リードのファンとしては、彼の詩作の師匠として認知している。少し前に再再発された『ニューヨーク・ストーリー: ルー・リード詩集』においても、ルー・リードは彼について以下のように書いている。 デル…

渋谷陽一の架空インタビューと再結成しないバンドについて

先月、「これからたまに渋谷陽一の著書からの引用をお届けしたい」と書いたので、今月の渋谷陽一引用をやりたい。先日、rockin' on 2022年3月号を読み直す機会があった。これは雑誌ロッキング・オンの創刊50周年記念号なのだが、1970年代の同誌に掲載された…

よみがえった「新Linuxカーネル解読室」がソケットインタフェースを取り上げていて盛り上がる

valinux.hatenablog.com「Linuxカーネル解読室 再び」とのことで、最新の Linux カーネルコード全体を読み解くプロジェクトが進行中という話を今月知って、おおっとなった。ワタシが Linux カーネルのソースコードを読み、手を入れていたのはおよそ20年くら…

ロマ・アグラワル『ナットとボルト 世界を変えた7つの小さな発明』が早くも出る

yamdas.hatenablog.comロンドンの超高層ビル「ザ・シャード」をはじめとする仕事で知られる構造エンジニアのロマ・アグラワルの新刊『Nuts and Bolts』を取り上げたのは一年近く前だが、その邦訳『ナットとボルト 世界を変えた7つの小さな発明』が来月のはじ…

「クリエイティヴ・インプットとしての映画ベスト20」を選ぶとしたら?

diamond.jp一週間ほど前に話題になった記事だが、そのタイトルは著者ではなく編集者がつけたものなのだろう。「観ていないとお話にならない」とか、いちいち煽らないと埋もれてしまうのだろうか? 難儀な話ですね。それはともかく、この著者が選んだ知的イン…

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

アレクサンダー・ペインの新作を観るのは、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』以来、10年ぶりということになる。本作は『サイドウェイ』以来のポール・ジアマッティが主演ということで、あの映画が好きなワタシとしては期待が高まった。1970年のクリスマス…

ポール・グレアムの「Googleのはじめ方」を訳したので読んでください

Technical Knockout に「Googleのはじめ方」を追加。Paul Graham の文章の日本語訳です。ちょっと久しぶりに翻訳をやりたい気分になり、どれを訳したものかと迷ったが、久しぶりにポール・グレアムの文章を訳すことにした。先日、Google について文章を書い…

イーロン・マスクによる買収後のTwitter激動の日々を日本側から見た本が出る

映画『ダム・マネー ウォール街を狙え!』がすごく面白そうな件とベン・メズリックの異様な仕事の早さに驚いた話 - YAMDAS現更新履歴 イーロン・マスク買収後のTwitterを取材したノンフィクション本の刊行が続いている - YAMDAS現更新履歴 これまで、イーロ…

優れた技術専門職になるための本格的なガイド本『スタッフエンジニアの道』が気になるぞ

arton さんの以下の投稿に心を掴まれた。キャリアパスとしてPMになる気がない(なりたくない、あり得ない)エンジニアのための本格的ガイド(レビュー参加した)。読んで納得しまくり、まあ確かにそうだと思い当る、というのがガンガン出て来る。スタッフエ…

発酵文化をテーマにした世界旅行をまとめた『サンダー・キャッツの発酵の旅』が今月出る

makezine.jpオライリーの本をもう一冊紹介。ワタシも「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2021年版)」で取り上げた、発酵食品研究といえばこの人といえるサンダー・キャッツが、発酵カルチャーをテーマにした世界旅行をまとめた本が、『…

ボブ・マーリー:ONE LOVE

ボブ・マーリー:ONE LOVE ブルーレイ+DVD [Blu-ray]キングズリー・ベン=アディルAmazon先月の公開時に行きそびれ、もう無理だなと諦めていたのだが、近場のシネコンでレイトショーをやってたおかげで観れた。本作の Rotten Tomatoes を見ると、批評家の評価…

WirelessWire News連載更新(Googleからウェブサイトへのトラフィックがゼロになる日)

WirelessWire Newsで「Googleからウェブサイトへのトラフィックがゼロになる日」を公開。また長いよと言われそうだし、今回も例によって数回分の内容をぶちこんでいるが、ここ数回に比べると確実に短くおさめております!元々別のテーマを考えていたのだが、…

ジェームズ・ブライドル『Ways of Being 人間以外の知性』が今月、じゃなく来月出る

一ノ瀬翔太氏の投稿で、ジェームズ・ブライドルの『ニュー・ダーク・エイジ テクノロジーと未来についての10の考察』(asin:4757143559)に続く、Ways of Being の邦訳が出るのを知る。WAYS OF BEING 人間以外の知性作者:ジェームズ・ブライドル早川書房Amaz…

アンソニー・ファウチ元米大統領首席医療顧問の回顧録が今月出る

www.nytimes.comこの記事で知ったが、2022年末に米大統領首席医療顧問を退任したアンソニー・ファウチの回顧録 On Call が今月刊行されるのを知る。On Call: A Doctor's Journey in Public Service作者:Fauci M.D., AnthonyVikingAmazonOn Call: A Doctor's …

ポール・ウェラーのとてもいい話、そして1990年のプリンス担当ディレクター日記

www.udiscovermusic.jp先ごろ充実した新譜『66』が出たポール・ウェラーについて、彼が1990年代のはじめにソロとして再起を図った頃に担当 A&R を務めた佐藤淳氏が語るインタビューだが、これが実にイイ。実は、ワタシは佐藤淳氏の文章には30年以上前から親…

チャレンジャーズ

ルカ・グァダニーノの映画を観るのは、実はこれが初めて。本作の脚本のジャスティン・クリツケスは、『パスト ライブス/再会』のセリーン・ソン監督の夫であり、つまり、彼らは夫婦でそれぞれに三角関係の映画を作り、それぞれ大成功させたことになる。本作…

文筆家の皆さん、以下の項目をいくつ満たしていますか?

以前、文筆家関係者が多いと思しき某所でちょっと尋ねたことがあり、そのとき挙げた項目に更に追加して、ちょうど20個の項目を用意したので、ここにも投げさせていただきたい。今どきな文筆家の皆さん、以下の20の項目のうち、いくつを満たしていますか? 共…

AIは企業のCEOにとってかわるのか

www.nytimes.com「AI があなたの仕事をこなせるなら、あなたのとこの CEO も AI に置き換えられるかもね」という記事タイトルだが、人工知能プログラムがオフィスを揺るがし、何百万もの仕事を陳腐化する可能性があるが、それをいうなら、ニュースリリースの…

肥満率を低く抑える日本の食文化についてのヨハン・ハリの取材記事(がなんだかなー)

time.com「オゼンピックが必要ない国」というタイトルになんじゃそりゃと思ったが、オゼンピックとは2型糖尿病の治療薬で、この記事は2023年3月に日本の医療当局が肥満症の治療薬ウゴービを認可した話から始まる。これはオゼンピックやウゴービを製造するノ…

現代の奇書、友田とん『『百年の孤独』を代わりに読む』がハヤカワ文庫から来月出る

yamdas.hatenablog.comガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』の文庫化について少し前に書いたが、遂に今月刊行される。それを踏まえ、満を持して……かどうかは分からないが、以前から一部で話題になっていた『『百年の孤独』を代わりに読む』がハヤカ…

マッドマックス:フュリオサ

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が2015年公開だから、その9年後に作られた前日譚である。もちろん公開初日に観に行ったが、近場の IMAX シアターでレイトショー鑑賞となると、終映時間が日付過ぎた24時半くらいになってしまうので、別のシネコンに出…

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