当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。

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文庫もないのに――2010年代の終わりに文化系はてなユーザーの本で文庫化されたものをまとめてみる

一月ほど前に以下のツイートをした。ゼロ年代のはてな文化系界隈には「単著もないのに」という煽り言葉があったが、2010年代も終わりに近づいた今、「文庫もないのに」では迫力不足だろうか? 新書は出ても、著書が文庫化した人は少ない。何が言いたいかとい…

テクノユートピアニズムの闇をえぐるアンドリュー・マランツの『Antisocial』が面白そうだ

こないだ Rebuild.fm で森田創さんが、また Facebook で八田真行さんがアンドリュー・マランツの Antisocial という本を取り上げているのを見て、この本についての記事を以前読んだような……と記憶を辿り、New Yorker の記事を思い出した。日本語訳もあるので…

ジャネル・シェインの新刊が説くAIのキテレツさとブラックボックスなAIの危険性

ジャネル・シェイン(Janelle Shane)というと、やたらと AI にヘンなことをさせてそれが日本語メディアでも記事(参考:ねとらぼ、GIGAZINE、ギズモード・ジャパン)になる AI Weirdness の人という印象があるのだが、その彼女が AI についての本を書いたと…

クロサカタツヤさんの初の単著『5Gでビジネスはどう変わるのか』が今週出る

ワタシ的には『クロサカタツヤのネオ・ビジネス・マイニング』第67回で大変お世話になった(参考:その1、その2)クロサカタツヤさんの新刊『5Gでビジネスはどう変わるのか』が今週刊行される。メディア: この商品を含むブログを見る5Gでビジネスはどう変わ…

あなたが『シャイニング』について知らないかもしれない25のこと

今月末に日本でも映画『ドクター・スリープ』が公開になるが、Netflix で傑作「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」を作ったマイク・フラナガンの監督作なので、ワタシも楽しみにしている。『ドクター・スリープ』は言うまでもなく『シャイニング』の続…

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その28

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、前回の宣伝をしつこく続けていたら売り上げが伸びたという話のブックマークに id:rgfx さんがありがたいコメントを書いてくださっている。『もうすぐ絶滅するという開かれたウェ…

TikTokの時代に我々はスローダウンできるのか? 気鋭のヴィジュアルアーティストが説くアテンションエコノミーへの反逆

「TikTok の時代に我々はスローダウンできるか?」というタイトルが面白くて調べてみたら、この文章の著者の Jenny Odell はヴィジュアルアーティストにしてライターみたいで、今年の春に本を出していた。日本でもちゃんと紹介されていた。元掲載サイトであ…

首席指揮者に就任した挾間美帆を空港で歓迎するデンマーク・ラジオ・ビッグ・バンドの映像がステキ

作曲家、編曲家にして、2016年にはダウンビート誌において「ジャズの未来を担う25人」に選出されてもいる挾間美帆が、2019年10月からデンマークの DR Big Band(The Danish Radio Big Band)の首席指揮者に就任しているのだが、それに先立ちバンドはコペンハ…

映画『ブレードランナー』は2019年の技術をどれくらい予言していたか?

映画『ブレードランナー』は2019年11月のロサンゼルスを舞台しており、つまりは『ブレードランナー』に現実のタイムラインが追いついたというか、『ブレードランナー』の世界は「未来」ではなく「過去」になるわけである。『ブレードランナー 2049』は、なん…

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

公開初日に観たが、ワタシが観に行けるシネコンのレイトショーは吹替版だった。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が面白かったので、主人公たちが大人になった第2章も楽しみだったが、169分という上映時間にはさすがにたじろいだ。膀胱的プレッシャ…

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』の宣伝をしつこく続けていたら売り上げが伸びたという話

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、このブログを続けていること自体、この本を宣伝が主目的なのである。が、現実は厳しい。それでも頃合いを見計らってツイッターでも宣伝を行っている。ここで宣伝をさせてください…

JavaScriptは改名すべきなのだろうか?

ある意味定番ネタというか、長年くすぶってきた話ではあるが、JavaScript は改名すべきかという話である。プログラミング言語の JavaScript をブランドとして考えた場合、問題があるのは間違いない。このエントリで指摘されているのは以下の5点。 JavaScript…

40もの主要音楽フェスが顔認識技術を採用しないことを誓約

この話題が日本ではあまり話題になってないようなのが気になるのだが、SXSW やコーチェラやピッチフォークやボナルーといった世界的に知られる40もの音楽フェスが、顔認識技術を採用しないことを誓っている。AI(人工知能)の進歩などあり、顔認識技術が実用…

マーティン・スコセッシ曰く「ルー・リードは何も持たざる者たちの代弁者だった」

『アイリッシュマン』の Netflix での来月の公開が待たれ、また最近ではマーベル映画に対する批判的なコメントが論議を呼んだマーティン・スコセッシだが(ワタシ自身は、積極的に MCU が嫌いと公言してきた奇特な人間なので、特に文句なしです)、復刻され…

ジョン・ウィック:パラベラム

キアヌ・リーブスの復活作となったシリーズ第一作目『ジョン・ウィック』について、シリアスだけど結構バカという点において彼らしい復活作とワタシは評した。『ジョン・ウィック:チャプター2』でも、コモンと窮屈そうに撃ち合う場面など、シリアスだけど結…

イエスタデイ

本当は他にもっと観たい映画があったのだが、金曜夜のレイトショーでやってる映画となると、本作くらいしか観たいのがなかった。ダニー・ボイルの新作、しかも脚本を書いているのがリチャード・カーティスなのだけど、どうも気持ち的にひっかかりがあったの…

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その27

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、未だ新たに読んでくれる人がいるのはありがたいことである。もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来 - 達人出版会 https://t.co/smqtzgjJVP #Zenback …

本サイトの著者をはてなに通知する方法をAccount Auto-discoveryからHatena ID Discovery Liteに今さら変更した(が、うまくいかない)

これは読者には基本的には関わりのない話なので飽くまで自分用メモなのだが、本サイト YAMDAS Project において、HTML ファイルにサイト作成者がワタシ(yomoyomo)であることを通知する Account Auto-discovery のコードをコメントで埋め込んでいた。そのお…

Guardianが選ぶ21世紀最高の本トップ100(の邦訳リスト)

Guardian が21世紀最高の本100冊を選んでいるので、その邦訳リストを作ってみた。やはり小説が多いのだが、評論やノンフィクションも入っている。リストを見ての感想は、Guardian は確か映画についても同じ企画をやってたと思うが、それと同様に「21世紀」と…

ジョーカー

本作はアメコミ映画では異例なことにヴェネツィアのような国際映画祭で最高賞(金獅子賞)を受賞し、一般公開とともにかなりセンセーショナルな語られ方をしている。また異例に思える日米同時公開が実現し、しかもポスターなどを観ても宣伝全般作品を歪める…

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その26

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、さすがに反応を探すのも苦しくなってきた。旧聞に属するが、9月22日開催の「技術書典7」にて特別版(紙版)を販売させてもらった。一応、ワタシの本を買ってくださった方もいるよ…

我々はフリーソフトウェアの定義を再考すべきなのだろうか?

GNOME や Debian 界隈、あと Linux カーネルなど幅広いフリーソフトウェアの開発者として知られ、フリーソフトウェア財団(FSF)が選ぶ Free Software Award の2014年の受賞者でもある Matthew Garrett が、我々はフリーソフトウェアの定義を再考すべきなの…

発言小町20周年を祝し、ワタシのブログの発言小町関連エントリを改めて紹介する

われらが愛する掲示板サイト掲示板サイト発言小町が20周年を迎えるとのことで、特設サイトができている。20周年を祝して、小町編集部が3つのトピを立てている。 【祝!20周年】 心がほっこりするトピを教えて : 編集部からのトピ : 発言小町 : 読売新聞 【…

ウェス・アンダーソンが語る映画の作り方

8月に公開されている動画だが、ウェス・アンダーソンが自らの映画を作るスタイルについて語っている。Director's Chair シリーズのひとつですな。彼の映画へのアプローチの主なポイントは以下の5つ。 自らの過去を呼び戻す(Pull from your past) 世界を構…

アド・アストラ

アド・アストラ 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン発売日: 2020/01/08メディア: Blu-rayこの商品を含むブログを見る最初、「ブラッド・ピット主演のSF大作」と言われても、正直気持ち…

9月22日開催の「技術書典7」にて『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』特別版を販売します

9月22日に開催される技術書オンリーイベント「技術書典7」の達人出版会ブースにおいて、『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』の特別版(紙版)を販売することを達人出版会の高橋征義さんに教えていただいた。この特別版は…

ジェフリー・エプスタインからの寄付をめぐるMITメディアラボと伊藤穣一の火だるま状態はともかくとして、ローナン・ファローのタイムリーな新刊が出る

児童買春の罪で有罪判決を受け、また性的人身売買の疑いがかけられ、逮捕されて拘留されていた拘置所内で首を吊って自殺した大富豪のジェフリー・エプスタインから MIT メディアラボが多額の寄付を受けていた件については、所長の伊藤穣一が当初の説明と異な…

トマ・ピケティの新刊『資本とイデオロギー』は富の不平等がイデオロギーにどのような影響を及ぼすかを論じる

Thomas Piketty's new book uses data to trace how inequality changes ideology / Boing Boing Piketty on the "Brahmin left" and the "merchant right" / Boing Boing 世界的ベストセラーとなった『21世紀の資本』(asin:4622078767、asin:B00VQ75FAQ)…

ビル・ブルーフォードは引退から復帰してくれないのだろうか?(答え:してくれません)

ビル・ブルーフォード(今でもビル・ブラフォードと表記したい気持ちがありますが)は、フリップ真理教信者を称するワタシ的には大変な重要人物であり、キング・クリムゾンやイエスにおける彼の張りつめたドラミングが大好きである。その彼はちょうど10年前…

山下達郎のライブに初めて行ってきた

山下達郎の音楽は、物心ついた1980年代前半から聴いてきたが、実は彼のライブに自分が行くということ自体考えられなかった。自分でも不思議になるが、ワタシなんかが行くところじゃないと当然のように思い込んでいたのだ。アリーナなど大会場では絶対やらな…

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