当ブログは YAMDAS Project の更新履歴ページです。2019年よりはてなブログに移転しました。

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『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その33

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、今年に入って読んでいただいた方の感想を見かけると嬉しいものである。「もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来(https://t.co/5sopchB2JT)」を読ん…

ポール・グレアムの「アンチとの向き合い方」指南の納得と違和感

ポール・グレアムの Haters の日本語訳である。元々はスタートアップの創業者向けに書いた文章だが、有名になる人みんなに等しく当てはまるという彼の考えは正しい。それは有名になるとつくファンボーイ(fanboys)とアンチ(haters)である。強迫的で無批判…

W3CがDRM規格を認め3年経ち、もはや独立系ウェブブラウザが生き残る余地はない?

ウェブの標準化団体である W3C が、2017年にウェブに DRM 規格をもたらす Encrypted Media Extensions(EME)を認可し、それによって競争力のある独立系ウェブブラウザの終焉がもたらされた、という文章である。この文章を知ったのは Boing Boing だが、その…

「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)」で紹介した本のうち更に三冊の邦訳が出た(出る)

以前もやったが、昨年のゴールデンウィークに公開した「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2019年版)」で紹介した本の邦訳をいくつか見つけたので、まとめて取り上げておく。まずこれは昨年秋に既に出ていたのを見逃していたのだが、映…

パラサイト 半地下の家族

とにかく評判が高い映画で、しかもネタバレ厳禁とのことで、日本公開翌日の土曜午後に映画館に出向くまで、その手の類を踏まないよう苦労した。これから観る人は、「韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(『寄生虫』)をより楽しむための韓国文化キーワード7…

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その32

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、さすがにベータ版公開から2年以上経つともう反応もなくなるだろうから、昨年末の更新でこのブログも当分休止状態になると見込んでいたのだが、いくつか反応を見かけてしまったの…

『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』でケンブリッジ・アナリティカ(とFacebook)を告発したブリタニー・カイザーの告発本の邦訳が出る

Netflix ドキュメンタリー『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』のことは昨年夏に取り上げているが、その主人公(の一人)であるブリタニー・カイザーの告発本『Targeted』の邦訳が昨年末に出ていた。告発 フェイスブックを揺るがした巨大スキャ…

チームのナレッジベース向けのWikiの新星Outline

Four short links で、「成長するチーム向けの最速の Wiki にしてナレッジベース。美しく、機能豊富で、Markdown 互換にしてオープンソース」を謳う Outline のことを知った。公開されたのは2018年秋のようで、まだ若いソフトウェアと言える。高速な動作が売…

出版社のnote活用事例まとめ

最近、note を使っている出版社がいくつも目についたのでまとめておく。出版社が何かしらウェブでチャレンジをやるとしたら、それにふさわしい場は note なんだろう。ちょっと検索しただけでは出てこなかったが、こういうまとめを既にやってる人がいたら申し…

年末年始に観た映画についてざっと書いておく

Netflix を含め、年末年始にぼちぼち映画を観たので、それについてまとめて書いておく。公開中(配信中)の映画の内容に触れるので、未見の人はご注意ください。 マリッジ・ストーリー 評判が高かったので、『ROMA/ローマ』や『アイリッシュマン』がそうだっ…

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』ベータ版が公開されて2年が経った

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、早いものでベータ版が公開されて2年が経った。逆に言えば、この2年、ワタシはこの本の宣伝をしつこく続けてきたということになる。なぜそこまで執着するかといえば、当たり前だが…

人文・社会科学の学術図書のオープンアクセスを推進し、CCライセンスの出版物をダウンロードできるOAPENコンソーシアムを今さら知る

きっかけは、Human Rights in the Age of Platforms という本について調べていたときである。Human Rights in the Age of Platforms (Information Policy)作者:出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 2019/11/19メディア: ペーパーバックHuman Rights in th…

ビッグデータやAI倫理の問題を訴えてきたケイト・クロフォードの初の単著『Atlas of AI』が出る

ケイト・クロフォード(Kate Crawford)のことを知ったのは、5年前に「ビッグデータの不都合な真実」を書いたときだが、安易なビッグデータ礼賛に冷や水をぶっかけているところが面白いと思った。次に彼女を取り上げたのは、2017年にビッグデータ並びにアル…

反インターネット論者のもはやベテランであるアンドリュー・キーンの新刊が来年出る

調べものをしていて、反インターネット論者としてはもはやベテランの域であるアンドリュー・キーンの新刊が来年出るのを知る。Tomorrows Versus Yesterdays: Conversations in Defense of the Future作者:Andrew Keen出版社/メーカー: Atlantic Books発売日:…

Five Booksで2019年最高の本をジャンル別に探す(もしくはカタパルトスープレックス賛)

2019年も終わりに近づき、いろんなメディアが2019年ベスト本を選出している。kottke.org にその主要リストがまとまっていて参考になったが、個人的にこのエントリで初めて知ったのが、Five Books というサイトである。ここは The best books on everything …

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その31

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、その表題作である「もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて」で論じた非中央集権型のウェブについて考える上で、重要な提案が先週あった。ITmedia や WIRED.jp でも記事に…

ジョエル・スポルスキーがFog Creek Software、Stack Overflowに続き、HASHで三度目の起業に取り組んでいる

ジョエル・スポルスキーのブログに retirement なんて単語があってギョッとした。彼がアニール・ダッシュに Fog Creek Software の CEO の座を譲り Stack Overflow に専念したのが3年前だが、その Stack Overflow の CEO も Prashanth Chandrasekar に譲った…

ジョン・ブロックマンが知のトップランナー25人と「AIと人類の未来」を語る本が出る

調べものをしていて知ったのだが、ジョン・ブロックマンの『ディープ・シンキング -知のトップランナー25人が語るAIと人類の未来-』という本が年末に出る(……と思ったら、Amazon のほうは刊行が年明けに変わっている)。ディープ・シンキング: 知のトップラ…

デヴィッド・グレーバーの『Bullshit Jobs』の邦訳がようやく出る……わけではない? あとグレーバーの最近の仕事について

先週、話題になった記事だが、これのタイトルを見ただけで、デヴィッド・グレーバーの新刊の邦訳が出たのかとワタシは早合点した。ワタシがデヴィッド・グレーバーの新刊を取り上げたのが昨年5月で、「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(…

「映画テン年代ベストテン」を選んでみた

ワッシュさん(id:washburn1975)のベストテン企画には、過去ホラー映画、SF映画、音楽映画で参戦しているが、今回もそのつもりでありながら、どうしても10本選ぶのに苦しんで、苦しんでなんとか期限最終日(だよね?)に間に合わせた。公開後に「なんでこれ…

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』への反応 その30

『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』だが、まったく情けないことに半月以上前に書評が公開されているのを見逃していた。こうやって評を書いてもらえるのはありがたいことだ。 最初に読んだ解説によれば、本書は「2013年か…

FBIに逮捕されたイーサリアム開発者ってWikiScannerの開発者だったのか!

土曜日に Ethereum Foundation の人間が逮捕されたというニュースを知り、なんかやたらと北朝鮮に接触していたという話で、物好きもいるもんだと思っただけだったが、この手の話はこの記事の執筆者でもある星暁雄さんのツイッターを追うのが良い。それより今…

グッデイ三代目社長になられていた柳瀬隆志さんのインタビューが面白い

IoT

ホームセンターグッデイといっても九州在住の人でないとピンとこないのかもしれないが、そんなことは関係なくグッデイ三代目社長である柳瀬隆志さんの話がとても面白いので読んでください。実はワタシは一度この柳瀬隆志さんにお会いしたことがある。要はフ…

Pitchforkのアルバムレビューで10点満点をとったアルバムをまとめてみる

[2019年12月6日追記]:公開後、読者から2枚ニルヴァーナのアルバムが該当するのを指摘され、気になって死力を尽くして調べたところさらに12枚、合計14枚増えて、全体で118枚のラインナップに拡大した。これでも抜けがあるだろうし、今後も増えるだろうが、キ…

ドクター・スリープ

『シャイニング』の続編だから本作を観ようと思う人がどれだけいるか疑問だったのだが(案の定興行的には厳しいことになってるようだが)、ワタシは Netflix ドラマ「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」の仕事を激賞したマイク・フラナガン監督作という…

ブレイディみかこさん、八重洲本大賞、毎日出版文化賞特別賞、Yahoo!ニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞、ブクログ大賞エッセイ・ノンフィクション部門受賞おめでとう

ブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(特設サイト)が、第2回八重洲本大賞、第73回毎日出版文化賞特別賞、Yahoo!ニュース 本屋大賞2019年ノンフィクション本大賞、第7回ブクログ大賞エッセイ・ノンフィクション部門……と、…

テック企業が哲学者を雇うべき理由 あるいは(バイトテロの無知がもたらす予期せぬ教育的効果)

八田真行のツイート経由で知った記事だが、Google、Facebook、マイクロソフト、DeepMind、OpenAI といった企業は哲学者を雇うべきと主張する記事である。なんでテック企業に哲学者が必要なのか?この記事の著者である Tobias Rees は The Transformations of…

ひっかかるところはあれどもプリンスの回顧録が無事出てよかった

この記事を読み、遅ればせながらプリンスの回顧録が刊行されているのを知った。確かにこの記事に書かれる話は分かる。いくら生前プロジェクトが始動していたとしても、著者クレジットがプリンス一人なのはおかしいし、その共著者が白人というのも引っかかる…

ランドール・マンローの『ホワット・イフ?』文庫化&新作『ハウ・トゥー』邦訳刊行に驚く

いやぁ、これはすごい。xkcd でおなじみランドール・マンローの書籍第一作『ホワット・イフ?』が二分冊で文庫化されるというのもちょっとした驚きだが、彼の新作の邦訳『ハウ・トゥー』が出るというのに何より驚いた。後者の原書については「邦訳の刊行が期…

アイリッシュマン

土曜夜に少し離れたところにあるシネコンまで車を飛ばして観た。あと数日したら Netflix で観れるのにバカじゃないかと言われそうだが、『ROMA/ローマ』が映画館で観てすごく良かったというのもあり、監督や主演陣全員が全員70代後半、日本でいうところの後…

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