2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
2021年(上半期、下半期)、2022年(上半期、下半期)とやった企画の2023年上半期版ですね。しかし、この半年、あまり Netflix で映画観なかったな。 西部戦線異状なし(Netflix) 1930年版の『西部戦線異状なし』はワタシの父親が好きだった映画で、ラスト…
wikimediafoundation.orgWikipedia は2021年に20周年を迎えており、ワタシもそれに合わせて書かれた本から2つ文章を訳している。 ロールプレイングゲームとしてのウィキペディア、もしくは一部の大学人がウィキペディアを好きではない理由 ウィキペディアに…
cdixon.orgクリス・ディクソンはワタシも一時期かなりその意見を参考にさせてもらっていたが、a16z に参画し、Web3 界隈でブイブイ言わすようになるにつれ、この人の toxic な面も目立つようになり、少し距離を置いていた。ワタシも「Web3の「魂」は何なのか…
wired.jp少し前に紹介したケヴィン・ケリーが人生のアドバイスをまとめた本の刊行を受けてのスティーヴン・レヴィによるインタビューだが、2年以上前に紹介した3巻1000ページもの分量の『消えゆくアジア』本が既にちゃんと完成していることを今更ながら知っ…
鈴木智彦さんのツイート経由で、アンソニー・デカーティスによるルー・リードの決定的伝記本の邦訳『ルー・リード伝』の刊行を知る。ルー・リード伝作者:アンソニー・デカーティス亜紀書房Amazonワタシがこの本の原書をこのブログで紹介したのは2017年末で、…
WirelessWire Newsで「ウェブをますます暗い森にし、人間の能力を増強する新しい仲間としての生成AI」を公開。今回はタイトルをどうしようか悩んだ挙句、「星が暗い森へ帰るように」という意味不明のフレーズが浮かんでひとりで大笑いしてしまったのだが、ま…
yamdas.hatenablog.com実は一昨年末にこのエントリを書いた後に、オライリー・ジャパンの田村さんから連絡をいただいており、いずれは出るだろうと確信していたが、邦訳『すべてを電化せよ! 科学と実現可能な技術に基づく脱炭素化のアクションプラン』が来…
boingboing.netアリゾナ州北東部にある化石の森国立公園は、世界最大規模の珪化木(樹木の化石)の集積所として知られる。その化石の美しさゆえに「これ欲しいな……盗ったところでバレんだろ」と思わず石をこっそり持ち帰る人が多いらしいのだが、珪化木を盗…
aftersun/アフターサン [Blu-ray]ポール・メスカル,フランキー・コリオ,セリア・ロールソン・ホールAmazon気になっていた映画なのだが、公開から三週目でまだレイトショーをやってくれたおかげで観に行けた。KBC シネマ万歳!金曜の夜、一週間の仕事の疲れ…
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]シャメイク・ムーアAmazon公開初日に(上映開始時間の関係で)吹き替え版を鑑賞したが、エンドロールで後悔した。『スパイダーマン:スパイダーバース』がとても良い出来…
「怪物」Blu-ray豪華版 [Blu-ray]安藤サクラAmazonもともとは前週金曜に出張のため行き損ねた『クリード 過去の逆襲』を観に行くつもりだったが、行きつけのシネコンでは IMAX はおろかレイトショーすらやっていなかったため、本作を公開初日に行ってきた。…
www.nytimes.com記事タイトルは例によって R.E.M. の It's the End of the World as We Know It (And I Feel Fine) のもじりである。この記事の著者の Farhad Manjoo は David Pogue の後を継いだ New York Times のテクノロジー分野のコラムニストなのだけ…
www.gatesnotes.comビル・ゲイツといえば読書家として知られ、そのあたりは『天才読書 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊』(asin:429610957X)に詳しいが、やはりノンフィクションの読み手という印象がある。そんな彼が『失くした記憶の…
以前から情報が出るのを待ち構えていたのだが、速水健朗さんの『東京どこに住む? 住所格差と人生格差』(asin:4022931167)以来、実に6年ぶりになる単著『1973年に生まれて: 団塊ジュニア世代の半世紀』が来月刊行されるのを知る。1973年に生まれて: 団塊ジ…
[追記]:内容に誤りがあったので、タイトル並びに本文を修正しました。www.bbc.comBBC が史上最高の児童書100選を発表しているのだが、これが56か国の177人もの本の専門家による投票結果というのだから力が入っている。まぁ、ワタシなど映画やアニメでは観て…
少し前に、以下のツイートを目にした。For You がリリースされた頃、山下達郎は今のようにリスペクトされる存在ではなく、一般リスナーにとっては「流行り物」で、頭でっかちの音楽好きにとっては「チャラチャラした音楽」と捉えられていたことは、ポップミ…
medium.lessig.orgローレンス・レッシグ先生が、AI 技術が生み出した作品に著作権が認められるべきかについて論じている。ご存じの通り、米著作権局によるガイドラインによれば、AI が自動生成したものには著作権はないが、アーティストが十分にクリエイティ…
arstechnica.com法哲学者のスコット・シャピロ(Scott J. Shapiro)イェール・ロー・スクール教授のインタビューなのだが、テーマはサイバーセキュリティだったりする。Fancy Bear Goes Phishing: The Dark History of the Information Age, in Five Extraor…
yamdas.hatenablog.com昨年、ワタシは戯れにこんなエントリを書いた。昨年のうちはイーロン・マスクをダシにビジネス本がいろいろ書かれたのだが、昨年秋の時点で、『イーロン・マスクの熱狂』という本が今年の1月に刊行される情報をワタシはつかんでいた。…
www.slashfilm.comこの手のリストは何を選んでも文句が出るものだが、このリストでワタシがちゃんと全編観たことがあるのは以下になる(以下の並びは順位ではなく、原題のアルファベット順)。 シドニー・ルメット『十二人の怒れる男』(1957年)(asin:B09F…