2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧
『ロスト・イン・ラ・マンチャ』を観ていてむかついたのは、『バロン』がやたらと失敗作の象徴として引き合いに出されること。もちろんここでの失敗というのは映画制作に無茶苦茶疲弊させられ、興行的にペイしなかったということで、映画として失敗作では断…
遂にこういう、RFIDを検知してメタ情報を表示するようなソフトウェアが出てきたんやね。利用推奨ハードウェアとして iPAQ が挙げられているのがミソで、これの意味するところは説明するまでもないだろう。ネタ元は Slashdot のストーリー。ちょうど日本語訳…
Simon Cozen という人が翻訳を開始したという話が BoingBoing に。土佐日記ブログとか既にあるが、海外の事例も含め、こうしたの古典ブログ(?)の一覧を誰か作ってくれないかな。もうどこかにあるのかな?それはともかく、枕草子は英語で "The Pillow Book…
自分の曲のリミックスがよく送られてきてよ、レコード会社に「おい、これすげーいいよ」と言ったんだけどさ……という、フジロックでのライブが楽しみなルー親父に対し、そんな奥様には Recombo License がお勧め! というエントリ(←要約になってません)。か…
今朝、ジャクソン・ブラウンの『プリテンダー』の渾身のレビューを含む文章を更新し、その後何気に画像をクリックして驚愕。もう980円じゃなくなっていた! 更新は一旦引き上げさせてもらった。当然値段が定期的に変わるのは知っていたが、これは迂闊だった…
端的に言ってつまんなかった。当代最高の映像作家の一人であるテリー・ギリアムが、ヨーロッパ資本では最大の製作費をかけて作るはずだった『ドン・キホーテを殺した男』はどうして頓挫してしまったのか、というドキュメンタリーなのだが、映画制作における…
映画音楽の巨匠といってよいだろうが、アカデミー賞とゴールデングローブで合わせて20回ノミネートされ、受賞したのは『オーメン』でオスカーを一回のみ、しかも訃報では『ランボー』を引き合いに出されるのはどんなものだろう。でも、『オーメン』の "Ave S…
先日書いた映画『アイ,ロボット』の話の続き。にせ粉塵工場の7月22日の記述を見て思いだしたのだが、確かに町山智浩氏のインタビューにおいて、監督自身クリス・カニンガムの影響をちゃんと語っていたじゃないか。予め認めていれば何をやってもよいというこ…
更新されないブログ経由で今更ながら知ったページだが、こういうのを見るとやはり笑ってしまう。 マトリックスくん マトリックスくん リローデッド マトリックスくん レボリューションズ あー、本家(?)の『レボリューションズ』、友達に借りて観んとな。
少し前の Lessig Blog で、Dan Gillmor の新刊(というか単独著書はこれがはじめてのはず)『We the Media』が取り上げられていたが、Creative Commons ライセンス(Attribution-NonCommercial-ShareAlike 2.0)の元でオンラインで公開されるというのはやは…
有限会社鉤屋から会員向けの手ぬぐいが届いた。広げてみるとなかなか立派で、眺めるだけでかなり気分が盛り上がった。こういうの一つをとっても、そねさんの苦労がしのばれる。手ぬぐい一つ見ても、その手の抜けなさをひしひしと感じるからだ。ワタシのよう…
八木の野郎により、以下の二つの翻訳が公開されている。 ステップバイステップでApacheをセキュアに ステップバイステップでApache + PHP をセキュアに 非常に実践的な内容が多く含まれており有用。今後も SecurityFocus からの翻訳文書の公開が続くようなの…
Technical Knockout に紙からウェブへの永続的なリンクを追加。Bob DuCharme の文章の日本語訳です。レッシグの『Free Culture』日本語訳発売記念……なわけはないのだけど、ちょうどタイミングが合いました。『Free Culture』は Amazon に注文していたのが今…
ポール・サイモンで思い出したことがある。ウディ・アレンの映画でワタシが一番好きなのはなんといっても『アニー・ホール』で、廉価版 DVD が出たときには早速購入させてもらったが、久方ぶりに再見して、少し不思議に思うところがあった。ダイアン・キート…
関連リンクを含め、一番情報がまとまっている yuco さんのところをリンクしておきます。田中宇については、2003年9月1日に、 氏のメールマガジンを長らく購読しているが、米英によるイラク侵攻前あたりから(2003年はじめから)考え過ぎでちょっとアレな感じ…
Apache 公式サイトに Wiki が設けられていた。ネタ元はけんのぼやき。見ていただければお分かりなように、ただ一つ Wiki サイトができていたという話ではなく、Apache から派生した各プロジェクトに対応したページが設けられているのが壮観である。各所で話…
さて、そのクリス・カニンガム監督のビョークのミュージックビデオが、映画「アイ,ロボット」にパクられたんじゃないの? という話。問題のビョークの "All is full of love" を含むビデオ集については、「スパイク・ジョーンズからゴドレー&クレームに」…
最も美しい顔のジャケットの次は、最もおっかない顔のジャケットのアルバムをご紹介(笑)。ヒプノシスによるピーター・ガブリエルに匹敵するおっかなさである。しかし、このアルバムの音は、『シャイニング』のジャック・ニコルソンばりのジャケットより想…
本作リリース当時(1989年)、レコード屋でアナログ盤のジャケットを前にし、その美しさに深いため息をついたのを今でも生々しく覚えている。ため息をもらすほど美しいアルバムジャケットというと、個人的には(位相は違うが)Roxy Music の『Avalon』と双璧…
サム・ライミが持ち味を出した良質な娯楽作品に仕上がっており、ヒロインが不細工なクソアマだったことを除けばかなり満足。しかし、サム・ライミのスパイダーマンは、何よりオタクにとってのヒーローであるのを痛感させられた。認めたくはないが、ワタシに…
zokkon さんの日記で知ったのだが、Wikipedia の創始者 Jimmy Wales へのインタビューが進んでいるようだ。また zokkon さんの日記ではその翻訳もぼちぼち行われている。あと関係ないのだが、以前から Jimmy Wales っていかにもロックミュージシャンにいそう…
洋楽輸入盤禁止につながる可能性のある著作権改正に対する憤りと、それに異を唱えたアマゾンへの賛同の意味をこめ、980円で売っている洋楽の輸入盤を紹介する文章を書こうと突発的に始めたのが「Amazon980円劇場」シリーズである。980円で売っているアルバム…
現在YAMDAS現更新履歴の CSS は、s.sawada さん作の quiet_black をちょこちょこ変えたものだが、どうも黒バックというのは拒否反応を示す人も多いようで、何より会社で見にくいだろう(笑)ということで、背景をシルバー系に変えてみた(後記:液晶ディスプ…
YAMDAS現更新履歴でも他の場所でも、ワタシは何度もはてなオフ会vol.1に行かないことに決めたのを嘆きまくった。はてな三周年に寄せた近藤 夫 妻 の清廉な文章を、ワタシは悔し泣きとともに読んだものである。基本的には森山さんが指摘している通りだと思う…
読んだ観た聴いたに復活の事情を追加。まあ、ただの感想文です。今回の文章には、Beastie Boys の『To the 5 Boroughs』も入れようかと思ったのだが、彼らはちょっと世代が違うように思えたので外させてもらった。
マイケル・ムーアが blog を始めたというのはほとんど意外性はなかったが、八木の野郎さんから同じマイケルでもマイケル・パウエルが blog を始めたというのを教えてもらったときはさすがに驚いた。マイケル・パウエルがコリン・パウエル国務長官の息子であ…
Bartendar, I'll have a blog, please Blogger の Evan Williams のエントリで、彼が blog という言葉を Google Groups(まあ、今彼は Google 社員ですからね)で調べたところ、それが50年代にSF ファンに考案されたカクテルの名前だったという話に行き当た…
一時の熱狂はおさまったとはいえ、Gmailくれくれネカマなんかも登場している Gmail だが、そのリソース集となる Wiki ができていた。Google Adsense については松永さんが Wiki サイトを作っていたが、Gmail についても、当初のもの珍しさからフツーに利用さ…
ワタシはウェブサイトを五年以上続けているが、その当初から変わらないものがいくつかあり、その一つに、まさか当方のことなど知らないだろうと思っていた方にリンクされているのを見たときの驚きがある。何が書きたいかお分かりだろう。Zopeジャンキー日記…
二年前の夏、海外留学のために一時的に帰省していた高校の同級生に会いに行った。この機会を逃せば、もう二度と会えない予感がしたからだ。彼女に促されて入ったのは、生のピアノ演奏のあるコーヒーショップだった。二人の会話は、ほとんど僕が聞き役だった…