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原田裕規によるクリスチャン・ラッセン本が2冊も出ていた

小田切博さんの投稿で、『評伝クリスチャン・ラッセン』なる本が出たばかりなのを知る。

クリスチャン・ラッセンと言えば、Wikipedia 英語版に項目すらないが、バブル期以降の日本で高い認知度を誇る画家である。その評伝は確かに興味深い。

この評伝の著者の原田裕規は、先月にも『とるにたらない美術 ラッセン、心霊写真、レンダリング・ポルノ』という本を刊行したばかりだった。

これもラッセンの名前が冠せられており、全部ではないがラッセン本なのだろう。確かにこれは異色の美術論集だろう。

著者は10年前にも『ラッセンとは何だったのか? 消費とアートを越えた「先」』(asin:4845913143)という編著を出しているが、この新刊二冊がラッセン研究(?)の決定版になるのだろうか。

ところで、そのクリスチャン・ラッセン本人は今何やっているのかと調べてみたら、「海底熟成ワイン×クリスチャン・ラッセンのコラボレーション 「海底熟成ラッセンワイン」を12月23日に海底へ設置」というプレスリリースが出てきた。

「海底熟成ラッセンワイン」というフレーズの訳の分からなさがラッセンらしい(?)。お元気そうで何よりである。

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