WIRED VISIONブログ第49回公開

WIRED VISION ブログに「クラウド化する世界の憂鬱」を公開。

クラウド化する世界~ビジネスモデル構築の大転換

前回に続き、書く時間が少ししかとれなかったので、やはり粗い文章になってしまっている。申し訳なし。

昨年7月に書いた査読評価書を読むと第2部を結構けなしているが、改めて訳書を読むと少し印象が変わった感じである。

それは『クラウド化する世界』の射程範囲の広さなのだが、それについてうまい表現が見つからなかった。昨日読んだ Vint Cerf の言葉がぴったりだったので引用しておく。

"すべての人にインターネット(Internet for everyone)"だけではなく、"すべてのものにインターネット (Internet for everything)"へと進んでいくだろう

http://journal.mycom.co.jp/column/svalley/290/index.html

クラウドコンピューティングというと、ちょうど今日のクローズアップ現代がそれだったらしいし（録画したがまだ見てない）、栗原潔さんも5分でわかるクラウド・コンピューティングという入門編を書かれているね。本文中も触れたが、ワタシ的にはITPro Magazine 2008年秋号がお勧め。

パイソン化する世界

……まぁ、冗談ですけど。

ただ、本家イギリスが金融危機に対処するため「対テロ法」を持ち出してアイスランドを激怒させたのをはじめとして、近頃のブラックでドタバタな世界規模の茶番をみるにつけふとそんなことを思ったりする。

マイケル・ペイリンを大統領に！ というネタがあったが、ジョン・クリーズ御大がインタビューでサラ・ペイリンについて聞かれ破顔一笑の後、ありゃオウムだぜ！ ワシらのネタレベルだよ！ とみたいなことを答えている。

• YouTube - John Cleese on Sarah Palin

Linuxで使える10の便利な生産性ツール

• Daily Artisan - 10 Handy Productivity Tools in Linux

生産性を高める系のツール、というのはちょっと盲点だった。リストに挙げられているのは以下の11個のソフトウェア。

1. Conduit（Gnome用同期ツール）
2. FreeMind（マインドマップ作成）
3. Tilda（ターミナルエミュレータ）
4. Launchy（コマンド型ランチャー）
5. StarDict（辞書ソフト）
6. Recoll（検索ツール）
7. Pidgin（マルチプロトコル対応IMクライアント）
8. Osmo（個人情報管理ツール）
9. Zim（デスクトップWiki）
10. BasKet（メモ管理ツール）
11. GImageView（画像ビューワ）

ちゃんと使ったことがあるのは FreeMind くらいか。ネタ元は LWN.net。