yomoyomoの読書記録に小谷野敦『現代文学論争』を追加。
- 作者: 小谷野敦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/10/15
- メディア: 単行本
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半分ぐらい読んだところで、これはちょっと……と思いかけたが、後半は話題が時代的に近づくのもあって大分印象を戻した。
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yomoyomoの読書記録に小谷野敦『現代文学論争』を追加。
半分ぐらい読んだところで、これはちょっと……と思いかけたが、後半は話題が時代的に近づくのもあって大分印象を戻した。
すごく面白いエントリなのにあまりブックマークされていないのが不思議である。
Google のフィランソロピー部門である Google.org についての New York Times の記事を紹介するものだが、正直 Google.org のことを忘れていたのでありがたかった。日本のネットメディアで最近 Google.org についての記事というと ITpro の記事くらいしかみかけない。
このエントリを読むと、Google.org の迷走を通したマネージメントの問題、企業文化の問題、そして人材の問題(この分野のキーだった副社長だったシェリル・サンドバーグは Facebook の COO になっちゃった)が浮き彫りになり、ラリー・ペイジが CEO で Google 大丈夫かね、と思えてくる。まぁ、ワタシのような凡才がとやかく言うのはおこがましい以外の何物でもないのだけど。
今春出るスティーブン・レヴィの新刊が Google の経営陣に深く切り込んでいれば面白いのだけどそれは無理かな。
「成功の法則2.0」と人間の多様性の証明で紹介した The Law of Success 2.0 プロジェクトに日本人が立て続けに登場している。
マザーハウス代表の山口絵理子、Agile Media Network 代表取締役の徳力基彦、そして HASUNA代表の白木夏子が成功についてインタビューを受けているが、個人的に注目なのはなんといっても徳力さんで、「成功」について『北斗の拳』のラオウの台詞をひいて説明していて受けた。ラオウが北斗神拳伝承者なら、徳力さんはスルー力、ツッコミ力と並ぶブロガー三大美徳の一つ「徳力」の正統伝承者だね!
調べものをしていて、TIME 誌が YouTube で著名人にユーザの10個の質問をぶつける TIME 10 Questions というのをやっているのを知る。
リストをみると全部で80を超える動画があり、"10 Questions for ..." と名前が定まってからも40以上もある。大体どれも5〜6分の長さで、10個の質問とフォーマットも決まっているのでただのインタビュー動画よりも見やすく理解しやすい。
TIME がやるだけあってインタビューイの顔ぶれは豪華で、いろんな分野の著名人が答えているが、映画、音楽などエンターテイメント関係が多い印象がある。
珍しいところでは、今月 Wikipedia 10周年の一環でジミー・ウェールズがインタビューを受けている。
個人的には「ジュリアン・アサンジは Wiki という言葉の評判を落したと思いますか?」という質問が一番受けた。ウェールズの回答は「両者は無関係ですよ」という平凡なものだが。
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