YAMDAS更新（我々が失ったウェブ）

翻訳

Technical Knockout に我々が失ったウェブを追加。Anil Dash の文章の日本語訳です。

昨年末に取り上げた Anil Dash の文章である。誰か訳すかと思ったが、ワタシが見逃しているのでなければまだなようなので訳してみた。

正月休みにじっくり訳した、と書きたいところだが、実際には正月休みは（自業自得を含め）ひたすら気分が落ち込むことばかりで、結局は大急ぎで慌てて訳した有様なので、誤記誤訳に気付いた方はご教示ください。

これを読んで回顧厨乙、という反応はあると思う。ちょっと過去を美化してない？という意見は当然あると思うし、ワタシ自身思う。しかし、ソーシャルとモバイル全盛の現在、失われてしまった、しかし、ウェブというものの本質を考えるなら失われてはいけない特質はあるのではないかという問いかけは有効だろう。

とどのつまり、ワタシ自身、「ウェブそのもの」がすごく好きなんですね。2013年はここから始めたい。

達人出版会の「新春お年玉セール2013」で拙著『情報共有の未来』で4割引！

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元日から始まっているセールを今更紹介になってしまうが、達人出版会の新春お年玉セール2013に拙著『情報共有の未来』も入っておるよ！

定価800円のところ、40％オフの480円でご提供である。Twitter などで今回のセールで拙著を買った声をいくつも聞き、とても嬉しい。セールに参加した甲斐があるというものだ。

なお、今回のセールは1月15日までなので、以前から気になっている本が入っていれば、これを機に買われるのがよいと思う。

O'Reilly Radar で知ったページだが、ネット上に無料公開されているデータサイエンス／機械学習についての本がずらずらっと紹介されている。

読者からのフィードバックを受けてリストが更新されているが、こんなにあるんだなぁ。こういうリソースが読める英語圏と……とお決まりの問題について思いを馳せてしまう。

OpenSource

2012年は図書館にオープンソースが導入された年だった、という宣言から始まる文章だが、この文章で紹介されているソフトウェアは知らない名前ばかりだったので興味深かった。

別に図書館向けのオープンソースソフトウェアが急に昨年になって立ち上がったわけでなく、Koha をはじめ開発の歴史があるものである。他にも Evergreen や VuFind といったあたりが三桁の数の図書館で導入されてるとのこと。

図書館向けオープンソースソフトウェアの情報サイトとして FOSS4LIB があるとな。

大した話ではないのだが、この年末年始、ワタシのツイートがこれまで経験したことないくらい RT されて仰天したので、記録の意味でそれについて書いておきたい。

まず、昨年のクリスマスのツイート。

見れば分かるが、1977年のクリスマスとセックス・ピストルズを Twitter で紹介するのは二度目なのである。

大事なことなので二度言いました、ではないが、何故か二度目の紹介で大ブレイクして年末までメンション欄が爆発状態だった。でも、これ本当に良い話なので、これを書いた Yasushi Iwata さんに改めて感謝したい。

続いては年明けのツイート。

こちらは700を超える RT 数だが、上のとは異なり非公式 RT がほとんどなく、そんなことになっているとはしばらく気付かなかった。

これは何かタイムラインに流れていたツイートを見て反射的に思いついたものだが、この手のネタを書くのは初めてなので、結城浩さんのツイートをコピペさせてもらったのはここだけのヒミツである。