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100ドルPCのセキュリティアーキテクチャーは「革新的過ぎる」?

One Laptop Per Child (OLPC) プロジェクトというとニコラス・ネグロポンテが長年取り組んでいる、いわゆる100ドルPCのプロジェクトである。

ジミー・ウェールズがコミットすることをここでも取り上げていたっけ。ここで関係ないが、来日中の Jimbo Wales 近影。

話を戻してその OLPC には Bitfrost というセキュリティアーキテクチャーが採用されていて、WIRED News にも High Security for $100 Laptop という記事が書かれている。

ここでまた書いていて思い出した余談なのだが、聞くところによると HotWired Japan が復活するそうだ。ワオ!

また話を戻して Bitfrost だが、当方もいくつも文章を訳している Ed Felton らがこれを調査し、「革新的過ぎる」のではないかという疑問を呈している。

“Too innovative?” you ask. What’s wrong with innovation? Let me explain. Though tech pundits often praise “innovation” in the abstract, the fact is that most would-be innovations fail. In engineering, most new ideas either don’t work or aren’t really an improvement over the status quo. Sometimes the same “new” idea pops up over and over, reinvented each time by someone who doesn’t know about the idea’s past failures.

OLPC は主に発展途上国の子供たちに利用されるものだと理解しているが、彼らがどうとらえるかというのは正直ワタシのようなおっさんには分からない。実は子供たちにはイノベーティブでもなんでもなく、すんなり受け入れられると素晴らしいのだが。

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