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Wikiのスキルが必要なYahoo!の求人

いや、ホントの話。

Seb's Open Research の Wiki skills required に、Yahoo! の求人に Wiki のスキルについての記述がある。職の条件に Wiki の名前が挙がるなんて世の中変わったものだ。しかも Yahoo! だからね。

件の Yahoo! の求人ページを見ると、

The Agile Program Manager will work with Yahoo! Product development teams and external consultants to coordinate the training schedules, course details, facilities, and materials for new Agile courses. Skills in creating wiki pages, organizing events and coordinating many moving pieces is required.

とあり、確かに Wiki ページ作成のスキルが必要と書いている。他にも、

The Program Manager will contribute and maintain the company Agile Wiki pages by compiling documentation to explain Agile processes applied at Yahoo!, gathering artifacts and examples from internal teams, ensuring teams update their project pages, creating useful templates and instructions so teams can create their own project pages, and training teams in these tools. Experience in html and wiki's are preferred.

ここでも Wiki とアジャイルという言葉が結びついてますな。

Wikipediaにおけるバートランド・ラッセルの記述はつっこみどころ満載

あー、ワタシも「Wikipediaと過ごす昼下がり」を書くためにバートランド・ラッセルのページを見て、

但し,近年論理主義の再評価が一部に起こっている−−が筆者には紹介するに足る知識がない.

にちょっとずっこけたな。そちら方面を専門分野とする方々に奮起いただきたいところ。ちなみに元ページによると、

話は変わるが、論理学者の項目で、ポーランド系学者の記述がきっちりしてるのには驚いた。正直、項目があること自体が驚きなのに、割とちゃんとしてるのはもっと驚きだった。

とのことで、分野による偏りがあるようだ。はてなダイアリーキーワードも同様の傾向はあるが。

Wikimedia Commonsが10万アップロード達成

Wikisearch によると、「誰でも自由に利用出来る画像、音声、動画その他あらゆる情報を包括し供給するためのプロジェクト」Wikimedia Commons が10万アップロード達成とのこと。Wikisearch には他にも類似プロジェクトの情報がいろいろあるからよく見るよろし。

そういえばレッシグ教授が怒りまくったエントリを書いていたが、まだ派手に誤解してくれたほうが話題になるだけマシな感じもする。こっちじゃ、なんか話題性自体さっぱりじゃない? ワタシはこれからも地味にフォローし続けますが。

Wikimedia Commons については少し前に Spiegel さんが取り上げているが、

ライセンスに関する説明をざっと読むと,ウィキメディア・コモンズ自体は具体的なライセンスを強制せずポリシー(パーミッション情報)を示すのみのようである。例えば GNUGPL や CCPL の by-sa に相当するライセンスであれば OK らしい。私が Flickr で公開している写真は CCPL の by ライセンスなので(ShareAlike ではないので) NG。

というのは勘違いじゃないですか? 日本語の説明を読む限り、「派生作品の公開において同じライセンスにライセンスする事(感染性)は要求することもできる」とのことで、それが必須というわけではないと思うのだが。

追記:Wikimedia Commons に関する訂正

米タイム誌選出映画百選におけるパブリックドメイン作品

米国 TIME 誌の選ぶ名作映画100本が公開されているが、その中にオンラインで合法的にダウンロードできる作品があるのをご存知だろうか。

いや、ワタシも The Featherston Blog を見て知ったのだが、ハワード・ホークス監督、ケイリー・グラント主演の1940年の作品『His Girl Friday』がそれで、こないだも紹介した Internet Archive でダウンロード可能。つまりはパブリックドメインということ。

ワタシはこの映画観たことはないのだが、allchinema.net で調べてみると4つ星(つまり満点)がついていた。スクリューボールコメディの傑作らしい。Amazon を調べると、DVD が500円で売っていた。ワンコインだけあって字幕を消せないようなので、英語の教材に使う人はダウンロードしてみるのもよいかもしれない。

Internet Archive では他には『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』などパブリックドメインになっている映画がダウンロードできる。

伝説の映画「Mr.BOO」広川太一郎・ツービート吹替版DVDが発売へ

5月23日のやじうまWatchに「伝説の映画「Mr.BOO広川太一郎・ツービート吹替版DVDが発売へ」という記事が出ているが、正確にはミスターブーが面白くなるのは二作目以降である。そのあたりの事情については最低映画館のページに詳しい。

モンティ・パイソン吹き替え版でエリック・アイドル役を担当した広川太一郎の一世一代の声の名演技ということで。

それで思い出したが、上で名前を挙げた『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』だが、これの「最終版」と称するものを「買ってはいけない」のも最低映画館で知ったのだった。

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